山田峰 の記録    181017

札幌岳から北の方向定山渓方面へ伸びる尾根、その尾根の途中960mPから東方向へ枝分かれの短い尾根の肩。
肩には三等三角点「山田峰」標高935.6m、がある。
一の沢川の林道から、沢伝いに南方向を奥へ詰め、源頭から尾根の藪漕ぎで登りました。

一の沢川の林道路面は、砕石などがっしりと固まっている状態で、草は薄い。
滝の沢方面への連絡の林道との分岐があるが、その先200mで路肩の崩れや大きな落石がある。
その先は車両の通行が途絶えて久しいのか、草が濃くなり、路面の落葉も多い。
林道は標高520mのあたりで笹藪に埋没。丁度2つの谷の合流部でそこから左の谷に入渓。

沢のルート取りはOさんの先導。Oさんは谷が分かれる度に方向を確認。その間に紅葉撮影タイム。
笹は細く押し分け容易、入渓当初うるさかったが、すぐに薄くなる。沢から源頭の行程の半分以上は無いに等しい薄さ。
特にルート途中の平坦部にはアカエゾマツの人工林が広がっており、下草が薄くどこでも歩け、時間短縮に貢献。
順調に遡って、Oさんの読みはピッタリと当り、三角点直下の源頭部へ出る。
ここまでなら、登山道専門の人でも、忍耐力があれば歩けそう。

源頭の斜面は急傾斜ではあるが、笹は薄く細い。樹木、灌木、石などを頼りに標高を上げる。
標高850mで一旦細尾根の上に出て、それから先、笹が濃くなるが、邪魔にならない程度。
最後の急斜面も同様で、かえって、笹につかまって、体を支えるのに便利。
頂上稜線に出て、ここの笹は太く密集している、といっても5mm〜8mm程度で、抵抗はあるが、激しくはない。

三角点標石は笹の中、苔が剥がれていて、訪れる人がいたのだ、と感心。
積雪期には倒れた笹の下で、雪を掘っても発見困難と思われ、頂上に雪のない時期の訪問か。
今回、Oさんたちが周囲の笹を伐開したので、しばらくは見つけ易くなるでしょう。


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