幌滝山 の記録    181008


中山峠の南4km。札幌市と伊達市大滝区の境界線上にある山。
旧国道→北電送電線点検路→反射板点検路を歩き、最後50mほどの藪漕ぎ。
一等三角点「中山」の標石を確認してきました。

旧国道は中山峠スキー場敷地の端に接続している。
一見、砂利道の林道だが、アスファルト舗装の表面が劣化し、砂利に見える状態。
竹藪に囲まれ、1台が通る幅しかないが、藪を刈れば、車同士のすれ違える幅はありそう。
曇り空の下、紅葉の鮮やかな樹木がチラホラ、枯葉を落とした樹木まで見受けられる。
スキー場から2.4kmで最初の北電送電点検路。幅広く明瞭だが、これは北の中山峠方面へ向かう点検路。
さらに80m先に、薄く踏まれた点検路があるが、これは途中の1本の鉄塔の点検路。
そのまたさらに180m先、硫黄川に沿った踏み跡が、南へ向かう北電送電点検路。ここへ入る。

硫黄川の谷から、幌滝山から西へ伸びる台地まで、標高差160mの急斜面の登り。
土の面に掘り込んだ階段はあるが、崩れてツルツルと危なっかしい。
点検路には珍しく、ロープが置かれている場所が数か所。
登り下りにはきついが、北方向の見晴らしは良く、定天や札幌岳、狭薄山、空沼岳など見渡せる。
台地に上がってしまえば、平坦で幅広く、歩き易い道が続く。400mで反射板点検路の合流点。
反射板点検路も幅広く、ジープなら通行可能な感じ。
多分、ソーケシュオマベツ川方面から資材運搬に使っているのではと推測。

反射板は2基あり、その間は刈られて、キャッチボールができそうなくらいの広い空間。
周囲は笹藪の壁。笹の背は高く、太くて、押し分けると強く抵抗。
南側の反射板の脇から、薄っすらと踏み跡らしきところに沿って東へ50m進み、三角点到着。
狭いながらもポッカリ空いた空間に、苔むした大きな標石。周囲には防衛石が配置され、堂々たる風格の一等三角点。
なお、笹藪を5m進んだ先のダケカンバの幹に、積雪期にはおなじみの頂上標識が付いておりました。


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