砥石山(小林峠コース) の記録    080804


小林峠の道路脇の駐車スペースに駐車。先客は3人パーティの1台。
山中で単独者3人に追い抜かれ、そのうち1人は中ノ沢コース。下山中すれ違いは3組5人。
土曜日とはいえ、この山としては登山者が少ない。

歩き出してすぐ急傾斜の登り。一旦緩くなり、三角点八垂別434.0m手前がまた急登。
このコースは標高差525m距離5.24kmと全体的に緩やかコース。
ただ、あちこちにアップダウンがある。おおむね緩い斜度ながら、急斜面の場面も。
特に、下山の場面の登り坂は、心の準備をしておかないと、嫌気が出てくる。
道は広くしっかり笹刈りされ、気分良く歩く。
林間の笹など背の低い場面が多く、林間でも見通しが効ので、単独行の不安感を軽減。

コースのほとんどが尾根上のため、途中、木立の隙間から周囲が透けて見える。
コバランド・盤渓山・円山市街地・藻岩山・真駒内など、確認しつつ山行。
1時間余歩いた頃、標高差70mの登り坂があり、登り切って中ノ沢コースとの合流点に到着。
合流点は小ピークで一つの区切り、ロケーション的に休憩に適所。

一旦下ってから三角山への登りにかかる。標高差230m。
その後半に標高差80mのきつい登りがある。
きつい登りの先は斜面トラバースの道となり。すぐに目の前が開け、樹木、笹の無い見通しの効く斜面に出る。
春ならここがお花畑となるが、夏の盛りでは、人間より背の高い夏草が茂り、春の面影なし。

お花畑のトラバースから50m登って三角山手前の分岐。三角山山頂方向と山頂を巻くトラバースの2方向。
三角山に登るなら、行きの途中に立ち寄りが正解で、帰り途中立ち寄りは体力消耗。
三角山山頂は狭い広場一つ、頂上手前に南沢〜藤野・支笏湖の山々の展望がある程度。
三角山からの下りは急坂注意。その先にエゾマツ人工林。エゾマツの葉が日光を遮り、暗くて下草が貧弱のため見通しは効く。
エゾマツ人工林の終盤、道の前方に、陽に照らされた明るい笹原が透けて見えてくる。
笹原は本峰手前標高660mのコル。広さのある平坦地に一面の笹原。伐採後植林されなかったと推測。

笹原のコルの先が本峰取り付きの斜面。
登り始めて間もなく大きくUターンして斜上する道がある。印象の強い場所。
2013年11月にはツルツル路面を下るのがが恐ろしくて、藪の中を下った。
コルから標高差150mを登り切ると頂上稜線。
左右が切れ落ちて歩き易く、樹木の間から遠くの景色が垣間見え、気分良好。

頂上に到着し、先客2人。予想通りとはいえ、この山としては閑散。
相変わらず樹木が展望を遮り、周囲に見える山を撮影するためには、歩き回る必要。
ここ一週間の猛暑も落ち着き、気温からの疲労は少なく、短時間休憩で下山しました。

出発7:25 三角点八垂別傍7:50 砥石沢コース分岐8:55 三角山10:00 山頂10:45 下山11:00
 三角山トラバース11:30 砥石沢コース分岐12:15 三角点八垂別傍13:00 帰着13:15
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