発寒川(下流) の記録    180812


発寒川の下流部分は、新川が作られたことにより上流(琴似発寒川)から切り離された川。
札幌市と石狩市の間にあり、両市の境界線は川の上を左右に蛇行している。
その堤防上に作られた自転車専用道路を往復しました。

伏籠川への合流地点付近、釣り人が駐車している場所の片隅に駐車。
自転車専用道路は発寒川の右岸堤防の上。偵察の意味を込め反対の左岸上を歩いてみる。
未舗装のため、草が茂り、虫が飛んで、夏の暑い盛りには、快適さに欠ける。
次の橋からは右岸に移り、ずっと自転車専用道路を歩くことにする。
なお、帰路にこの区間の右岸の自転車専用道路を歩いたが、堤防用地未買収らしき部分があった。

舗装路面上は歩き易く、風が抜け、虫の煩わしさも軽減。
時折、対向者・追抜者。ウォーキング、ジョギングの方もいるが、やはりチャリダーが多い。
道の脇の草は草刈りのためか背が低く、外来種が多い。
目立つのはセイタカアワダチソウ、ノラニンジン、夏枯れで黒くなったムラサキツメクサの花。
水面は流れが見えず、水草が水面の過半を占め沼の様相。時折、魚が跳ねて水音を立てる。
サギが一羽、トビが複数、水鳥が時折、草地の中からも小鳥の鳴き声。

丘珠飛行場が近いため、旅客機が着陸態勢で上空を通過。
帰路にはジェット戦闘機が4機で編隊飛行。それが済むと、ヘリコプター十数台の編隊。

自転車専用道路を2km余で東屯田川遊水地との接続点。
2つの池があり、下流側の池の岸辺にはオオバンの一家らしき群れが。
もうひとつの池には水面の上に木道がありその脇で、スイレンの花が盛り。
池の対岸はパークゴルフ場で、2グループがコースを回っている。

自転車専用道路は安春川合流点で一旦途切れることに。
ここから上流は急に川幅が狭くなり、水量も激減。川面を植物が覆っている感じ。
未完成区間は約600mで、行きは左岸の未舗装で草が茂る堤防を歩き、帰りは交通量の多い道路に付いた歩道を歩いた。
なお左岸を歩いていて、越流提があった。コンクリート製で長さ80m、堤外の草地が遊水地ということか。

屯田4番通、屯田多目的広場の先の堤防から自転車専用道路は再開。
歩いている札幌側は牧草地が広がり、見通しが効き、藻岩山・砥石山・手稲山の展望が良好。
対岸の石狩側は樹木により視界を遮られる。藤女子大学校舎の中層部分が見えるくらい。
川面は益々植物が繁茂、葦らしき草で覆われ、橋の上からでないと水面が確認できない。

自転車専用道路は新琴似4番通が終点。そこから、バス停まで歩きバスの便を確認。
石狩市役所方面、麻生駅方面ともに便数はあり、乗り換えれば出発点へ戻るのは容易。
本日は、まだ余力があったので、帰路も歩きました。

出発9:25 東屯田川遊水地10:05 安春川合流点10:45 屯田4番通11:00 新琴似4番通11:35  帰路11:45 屯田4番通12:15 安春川合流点12:30 帰着13:10
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藻岩山・砥石山・手稲山
藻岩山・砥石山・手稲山

発寒川のマガモ(メス)
 発寒川のマガモ(メス)
 発寒川のマガモ(メス)

東屯田川遊水地のオオバン
東屯田川遊水地のオオバン 
 東屯田川遊水地のオオバン

東屯田川遊水地のコウホネ
コウホネ

東屯田川遊水地のスイレン
東屯田川遊水地のスイレン


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