ダム連絡線(豊平峡) の記録    180722


「滝沢越林道」は札幌岳冷水沢コースの登山口から2kmで、登山道と十字に交差する林道。
「豊平川右岸林道」は豊平峡ダムから奥へ伸び、豊平峡大橋へとつながっている林道。
その二つを結ぶ林道「ダム連絡線」(延長3,516m)を歩いてきました。

豊平峡電気バス乗場駐車場に駐車し、身支度していると、管理人が来て、警察への登山届の有無を質問。
同行の方が、代表して氏名等を書いていただき、出発。ありがとうございます。
ダムまではトンネルがが2本。トンネル内、車道と歩道はプラスチックチェーンで仕切られている。
トンネルを抜け、ダムに到着し、広々と快適な空間なのだが、観光施設としては、オフシーズンの雰囲気。
ダム施設の奥にあるダム資料館の横に「豊平川右岸林道」の入口ゲートがある。

本日歩いた林道は、最近、草刈りがなされたようで、刈られて倒れている草はまだ青い。
林道路面上の草は薄く、灌木などは皆無で手入れは行き届いている様子。
熊の糞は、新旧とりまぜて、あちらこちらに散見、直後らしきものまであった。
「ダム連絡線」分岐まで来て、一旦そのまま直進、三角点「片岩」の取り付き場所を偵察。
その後分岐まで戻って、「ダム連絡線」に入り込み。

「ダム連絡線」の草刈りは「豊平川右岸林道」と同時に実施された感じ。
路面は最近手入れされた様子、林道に比べ整備のグレードが雑な感じ。
土場は4か所あったが。いずれもここニ、三年の伐採に使った気配はない。
右岸林道の奥の方での伐採作業のために、連絡線を使っているのではないかと推測。
道端では笹や外来雑草が幅を利かせており植生は貧弱、林道脇のフキ、土場の1ヶ所にヤマハハコが目立つ程度。

分岐は標高620mのところにあり、札幌岳冷水沢コースとの十字交差点の標高は660m。
その2ヶ所の標高差は登り40m、水平直線距離では1,760mしかない。
そこを、連絡線が、効率悪く蛇行し、アップダウンしている。
実際に歩いた水平距離は4,150m、登り累計で240m、下り累計で200m。
三角点偵察より数倍の疲労を感じる林道歩き。

「ダム連絡線」を登り切った標高710m尾根上のカーブの場所が、「滝沢越林道」との接続点の峠。
「滝沢越林道」の下りは蛇行も傾斜も緩く、札幌岳冷水沢コースまで気持ちよく林道歩き。
あとは、おなじみの札幌岳冷水沢コースから登山口経由で豊平峡電気バス乗場駐車場へ戻りました。

出発7:55 豊平峡ダム8:20 連絡線分岐9:10 (△片岩偵察) 連絡線分岐10:15 接続点の峠11:25 冷水沢コース11:35 帰着12:20
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