三角点:峯越 の記録    180311


西区と南区を隔てる稜線上、迷沢山と百松沢山の中間にある三角点858.5m三角点「峯越」の山。
平和の滝から阿倍山へ登り、稜線を歩いて山頂へ、下りは西野送電線に沿い周回縦走しました。

平和の滝駐車場は駐車を意識した除雪状況ではなく駐車困難。なので、路側の可能な場所に駐車。
先客2台、出発時9台だがまだ余裕あり。
このところの暖気寒波の繰り返しで積雪は固まりつつあり、雪原の上、つぼ足は無理だが、カンジキなら大丈夫そう。
登山路は阿倍山も手稲山も良く踏まれ、つぼ足で大丈夫。スノーシューをリュックにくくりつけて出発。

阿倍山の取り付きは急斜面。林道跡らしき斜上ルートの後、すぐに林間斜面コース。
さらに尾根上歩きとなり斜度は緩急を繰り返す。
枯枝を通して手稲山の姿がずっと見え、さらに高度を上げれば百松沢山。

尾根を詰めて、偽ピーク3つ以上は越え、頂上台地に乗る。
そこから阿倍山頂上はすぐ。それなりに刈り払われた広さの頂上。
周囲の傾斜が緩いためため樹木の枯枝が展望の邪魔。

阿倍山から先、三角点「峯越」へもスノーシューの踏み跡がしっかり付いている。が、スノーシュー装着。
つぼ足の跡まであり、しかも、ほとんど踏み抜きがない。ラッセルの予想は、うれしい大外れ。
尾根上の道は傾斜が緩く、左こ百松・烏帽子、右に手稲と周囲の展望も向上し、極楽尾根歩き。

山頂に到着し、こちらもそれなりの広場、樹木に囲まれているが、枯枝を透かしての展望はこちらが上。

北方向へ続く稜線に出て、東側の琴似発寒川へ下っている斜面は樹木無く広い空間が開けている。
その広い斜面をトラバースの足跡があり、その踏み跡を利用して下る。
ただし、これは雪が密に固まって安定している時期なればこそ。
普段なら、稜線を北西へ鉄塔まで歩き、そこから送電線路の尾根地形を真直ぐ下るべき。

下りの踏み跡は3本ある送電線路の一番南の送電線路に沿って、標高600m、地図で点線表示の林道終点まで付いている。
そこから方向を変え、林間をトラバースし北の送電線路へ。谷をひとつ越え、標高530mで合流。
ここで意外だったのが、西野送電線の山スキーコースの踏み跡が薄い。
スノーシューの踏み跡は無く、スキーのものが僅かに見られるだけ、人気は峯越に取られたのか。
合流の後はおなじみのルートを淡々と下りました。


出発8:10 阿部山9:45 稜線10:55 山頂11:05 下山11:25 南側送電線から北へ11:50 北側送電線12:05 琴似発寒川12:25 帰着13:05
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