奥夕日岳 の記録    180225


定山渓の夕日岳(594m)の南にあり、一段高い766mの山。
夕日の沢川を遡って南側尾根経由で登りました。

定山渓を過ぎたところにある立派なトイレ建物の公共駐車場から裏山へ入る。
きつい急斜面だが、頑張って標高差30mくらいを登りきれば、あとは緩やかな傾斜の林間歩き。
GPSを頼りに豊平峡温泉からの林道に出る。スノーモービル跡などは無く、あるのは小動物の足跡。
なお、帰路には鹿の歩いた跡と細枝の皮を食べた跡。
林道歩きは約1kmで終点広場に到着。そこから夕日の沢川の沢底へと、ブル道が下っている。

沢は狭く、両側の斜面は急傾斜でどうしても沢底を歩くことに。沢底を抜け斜面取り付きまで約900m。
沢底には雪塊がゴロロしているが、ほとんどが木の枝がら落ちた塊が斜面を転げ落ちたもの。
雪崩れのデプリとはっきり判るのは、小規模なものが、せいぜい2ヶ所。
急峻斜面に付いた、一筋の樹木が生えていない枝沢の沢形地形の直下で、そこは避けて通過。

夕日の沢川の源頭部に出て、林間斜面に取り付き、標高差40mを登って台地上に出る。
台地からは樹木の枯枝を透かして、奥夕日岳の山頂部が見えてくる。
南側から頂上直下の斜面取り付き。
斜面の正面ではなく、左側に寄って登って行くと、ピンクテープを立木に巻きつけた連なりがある。
山登りテープではなく、反射板点検のための踏み跡のマークと推測される。
下りに確認したところ、夕日の沢川の源頭部の手前、標高630mにある枝沢から続いていた。

斜面を詰めて一旦、頂上稜線の南西肩に出る。
その先南斜面上端には雪庇が形成されており、正面から登って行けば雪庇の下に出ることになる。
ピンクテープのルートが正解と納得。
頂上稜線を詰め、頂上広場に出て中央にはマイクロウェーブの反射板。
周囲の枝払いは遠慮気味で、定山渓ダムと小天狗岳など、ほとんどの展望は枯枝を透かして。
さらに薄い降雪などのため、距離と高度ある札幌岳、天狗岳などは煙っている。
唯一、盤の沢山の特徴ある姿が、くっきり確認出来ました。

公共駐車場出発8:00 林間から林道8:25 林道終点9:00 沢から斜面10:00 山頂10:50 
下山11:10 斜面から沢11:40 林道終点12:00 林道から林間12:25 帰着12:40
   風景写真
報告へ
札幌山歩 市内の山歩 道内の山歩 百山歩地図 札幌みちあるき
inserted by FC2 system