三角点「小樽川上」 の記録    170514


赤井川村を流れる小樽川に沿う林道から、支流の豆腐屋沢川の林道へ遡る。
さらに373号線へ抜ける林道を歩いて、三角点「小樽川上」の山へ登りました。

落合ダム湖にある落合ダム親水広場は、施設は立派ながら、トイレは閉鎖中。盛夏のみ使用なのか。
先客はテント1張の函館ナンバーの車が1台。そこに駐車して出発。
砂利道を歩いて常盤貯水池のダムへ、構造物は立派。小樽市の水源に使っている様子。
貯水池は干上がって、ダムの底には切り株がニョキニョキと多数立っている。
貯水池の終りの辺りに林道ゲート。急斜面途中斜面の道に設置で、バギー車でも迂回不可能ではないか。

林道の脇は春の花が咲いている。林道とは思えないほどに豊富。
エゾノエンゴサク、カタクリ、キクザキイチゲ、エンレイソウ、オオバナノエンレイソウ、シラネアオイ、フクジュソウ、エゾノリュウキンカ、
ただ、水辺はずいぶんとあったが、ミズバショウの花は見掛けなかった。
鶯など小鳥のさえずりも聞かれたが、目の前にキビタキが姿を見せる。黒と白と黄色の鮮やかなコントラスト。
道の回りを飛び回り、2,3メートルの近くまで接近しては少し逃げる。まるで道案内のよう。

豆腐屋沢川に沿う林道は水辺に囲まれ、エゾノリュウキンカ、ネコノメソウを楽しむ。サンショウウオの卵もあり。
豆腐屋沢川の林道を離れ、山の斜面を登る林道へ入って、路面に残雪が多くなる。
部分的ではあるが高度を上げるほど、どんどん増えてきて、三角点直下では、僅かながら笹の上の残雪とつながっている。
さらに幸運。尾根上の部分は雪が消えているが、笹は細く背が低く、密度が薄い。尾根側面には残雪。

GPSを頼りに、さほどきつくない藪漕ぎで三角点を発見。
三角点の場所はある程度立ち上がっており、枯れ枝を透かして、余市岳の特徴ある山頂を確認できました。

出発8:45 常盤ダム9:20 林道分岐10:10 山頂10:45 下山11:20 林道分岐12:15 帰着13:40
   風景写真
報告へ
札幌山歩 市内の山歩 道内の山歩 百山歩地図 札幌みちあるき
inserted by FC2 system