錦大沼 の記録    170820


錦大沼の周囲は公園となっており、オートリゾート苫小牧アルテンの手前700mに入口がある。
公園の駐車場は広く、管理事務所、トイレなど施設は立派。
橋を渡り林間の道を抜けた先に広く開放的な芝生広場。
児童の遠足など、ここを基点に公園内の遊歩道の散策を楽しむ仕掛けと見える。
散策路は敷地内を縦横に付いていそうだが、まずは大沼の西岸の散策路歩き。

散策路の路面はウッドチップが敷かれ、歩き易い。
周囲は樹木に覆われ、その下は細い笹が人の背丈に近い高さ。
沼側は木の枝を透かして水面を見ることが出来るが、山側は笹と樹木。
沼の形は尾根と谷が入り組み、それをトレースする遊歩道はジグザグで歩行距離は長い。
沼の大きさの割りには一周が3.5kmと長いのはその結果。

沼の北端に到着し、沼から離れ、公園の北端へ通じる登り坂へ。
坂道には丸太で作った階段があり至れり尽くせり。路面は土。
登り切って、牧場との境界となる高みに付けられた道。左は小沼方面への道。
右方向、境界に沿った高みの道を歩く。道幅広く林の下草の背が低く快適な歩き。
西展望台に到着し、平坦地の途中で、展望台とは名前倒れの期待外れ。
隣接する牧場の広がりの向こうに送電線の風景。その先は雲に隠れて見えない。

展望台から一旦大沼上流の谷に下り、林道の様相の道に出る。軽トラックが1台駐車。
この谷を流れに沿って下り、沼の中に突き出した「樽前半島」の先端まで。
こちらも樹木の枝葉で展望はイマイチ。なお足元にラッパシメジらしきキノコ。
半島から戻ってカヌー乗場へ。丁度乗り込む寸前で、10名近くが説明を受けている様子。

ここから一旦、遊砂地へ向かおうと、キャンプ場へ続く舗装道路を登る。
キャンプ場は利用者以外立入禁止。その奥、遊砂地へ通じる道は私有地につき立入禁止。
で、遊砂地はあきらめて引き返し。樽前山西山コースへの接続、こちらからは無理。
錦大沼へ戻り、東岸を南へ歩いて、沼の上にカヌーが見え隠れ。エンジン音も聞こえた。

東岸をゆったり歩いて、遊歩道の最後、芝生広場の手前に湿地回りコースが付いている。
小規模で葦の優勢な湿地だがいくらか湿性植物も見かける。
特にサワギキョウの青い花が印象的でした。

駐車場出発9:15 西展望台10:15 キャンプ場引返し11:00 湿地回りコース11:55 芝生広場12:25


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