朝里峠 の記録    170702


現在トンネルとなっている朝里峠の上、旧朝里峠につき、朝里測から送電線路、林道、旧道道跡をつなぎ、周回縦走で歩きました。

本日、国際スキー場の管理道路・ゲレンデを歩こうとしたが、車を路肩に停めていると、場内放送の大音響で立入禁止の通告。
あきらめて、朝里峠を越え、小樽側へ3km下り、道路脇の空地に駐車し、朝里天狗のつもりで、送電線の点検路に入り込む。
点検路の登始めの斜面は、林間で日光が届かず下草は薄く、踏み跡はしっかり付いている。斜度があり、体力は消耗。
斜度が緩くなるにつれ、下草が繁茂してくる、倒木、鹿の足跡、クマの糞もあり、山奥の雰囲気。

やがて周囲は笹原となり、日当り良好のため、点検路の刈り分け路面はフキなどの草で埋まる。
草を掻き分け前進すると林道に到着。ここで、点検路を1本間違ったことに気が付く。
林道は朝里峠から屏風岳方向へ延びている林道で、砂利面に草は無く、車両通行は多い印象。
林道へ出てすぐ展望が開け、正面に朝里峠沢川の谷を越えて三角点「小舎上」方向への送電線路の風景。
そちらへは左方向の林道だが、峠へは反対方向の林道を歩き下る。その途中、バギー車3台に追い抜かれ、タケノコ採り目的か?。

林道から、舗装が残っている立派な道に出て、峠へ向かう道道の道路跡。
舗装の上を歩いてすぐのところに広い舗装の広場。これが多分、旧朝里峠。
オフロード目的に改造されたジープが大小各種4台停まっており、若者グループが楽しげに談笑している。
広場から旧道道を小樽方向へ下るが、広場の600m先までは舗装がはがされ土がむき出し。
その無舗装部分の両端と中間に深い掘り込みで、まともならジープでも通れそうも無い。
(それでも、若者のジープ2台が突破していた!:マニアックな運転技術の世界)

舗装面が残っている部分に出て、適度な下りの広い舗装面、周囲空間が開け、風が抜け、虫のまとわり付きも無く快適。
ヘアピンカーブの連続で、下るにつれ、霧の向うに新しい道道の橋の連続のような道路構造物が見えてくる。
旧道の終端は現在の道道のため突然切り取られ、法面の上に出る。新道道とは切り離されている。
新道道との接続は、地崩れ防止施設を管理するための砂利道があり、そちら経由でつながっていた。
今回は、思わぬアクシデントのおかげで、懸案だった朝里峠の旧道を歩くことが出来ました。
出発8:35 点検路から林道9:40 朝里峠10:10 旧道から現道道11:00 帰着11:15
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