山田峰 の記録    170312


札幌岳の北、三角点「山田峰」のある935.95mのピーク。
豊平峡側札幌岳登山口から登りました。

登山口駐車場は雪に埋もれているが、豊平峡バス乗場への道路が広く除雪されているので、端に寄せて路上駐車可能。
先客は10台以上。ほとんどは、冷水小屋から札幌岳方面。
歩き出して、札幌岳への登山道は良く踏まれ、つぼ足でも大丈夫と思われるほど。足元カンジキのため順調。
渡渉のスノーブリッジはしっかり。水流は少なめ。

林道に出て、冷水小屋・札幌岳方面へのルートを離れ谷地形へ入り込む。
先頭でラッセルとコール取りは山スキーのOさん、沈み込みは足首程度。
こちらは、カンジキのため最後尾。若干の沈み込みで、砂地を歩くようなぬかるみ感。
地形はゆるいなりに起伏もあるが、ほぼ真っ直ぐに960mPと1090mPのコルの北端へ向かう。
谷底歩きから斜面トラバースに移行しつつ高度を稼ぎ、谷の源頭部になるとまた直登となる。
斜度がきつくなってくるが、さすがにOさんは、山スキーでも馬力良く登って行く。

稜線に出て、山スキー組がカンジキに履きかえる間、一旦休憩。
展望が一気に開け、札幌市街。藤野の山、盤の沢山、札幌岳の尾根筋。
右手1090mP方向に見えるコルは帯状に樹木の無い開けた空間となり、雪庇が波状のうねり。
左手960mP方向は尾根登りのルートで、コルと同様、雪庇が波を打ち連なっている。
ここからは、展望良好が伴う気持ちの良い山行が最後まで続く。

960mPへの登りは波を打つ雪庇の斜度のある登りだが、カンジキのためさほどの困難はない。
960mPは本日最高点。ちょっとした広場で、山頂気分で休憩。
展望良好で、特に正面は空沼岳から札幌岳の山並。札幌岳は尾根のピークに隠れ頭部のみ確認。
裏の北方向は枯れ枝の間から、烏帽子・手稲・神威などの山々と、その後、暑寒別と樺戸の山系を遠望。

960mPから稜線を下った後は、展望よく歩き易い極楽尾根歩きを堪能。
ゆるいピークを乗り越して山田峰到着。細いダケカンバに小さな頂上標識が縛り付けてある。
、 藻岩山と盤の沢山の間に、札幌の市街地も確認できました。

出発8:10 林道8:55 コル9:50 960mP10:25 山頂10:50 下山11:10 960mP11:25 コル11:35 林道11:55 帰着12:25 -->
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