三角点:小札幌 の記録    170319


札幌岳〜空沼岳の稜線から簾舞方向へ延びる尾根上台地の端部にある三角点「小札幌」1059.1m。
万計沼から北西へ平坦な斜面を約2qトラバースして尾根直下へ。
そこから尾根側面の急な斜面を登りました。

空沼岳登山口へ向かう橋の手前に駐車。このスペースは10台でもう満車。
後続の車は採石場敷地に側に駐車していたが、夏には大混雑の予感。
スノーシューをリュックに乗せ、つぼ足で出発。良く踏まれ、沈み込みなし。
踏み跡が無くても沈み込みは足首程度。固く締まっている。

登山口に到着、スノーブリッジはしっかり。すんなり渡って、あとは夏道についた踏み跡を歩く
万計沼までのルートで特記すべきは、万計沢川脇の急斜面をトラバースで通過する部分。
雪質が軟らかくつぼ足が埋まった状態だからすんなり通過したが、スノーシューなら横滑りしそう怖い。
標高780m万計沢川の渡渉もスノーブリッジは倒木の上にしっかり。その先万計小屋までは順調に到着。

小屋の裏に出て、期待したスノーモービルの通過跡なく、スノーシューを装着。
小屋から少々離れてスノーモービルの通過跡。林道道跡の中央に一筋。さっそく、その上を歩く。
スノーモービル跡は踏み固まり、つぼ足で充分通用。
展望良好の場所を通過してまもなくスノーモービル跡が入り乱れている場所。小屋から北西に400mくらい。
彼らはここから林道を離れ、真簾沼やひょうたん沼方向向かうものと推測。
西方向へを意識しつつスノーモービル跡を選んで進み、標高1020mの台地を通過。

台地を通過後はスノーモービル跡から離れ、下り気味に西北西方向へ前進。
地図にある等高線からは読み取れない沢地形を何回か横断。
大汗をかくほどの深い谷ではないが、アップダウンのため、序々に体力消耗。
最後に大きめの谷を2つ通過して、急な斜面の下に到着。目指す尾根の東側斜面。

斜面に取り付いて、一気に標高1020mまで高度を稼ぎ、大汗。
そこから尾根先端方向へトラバース気味の登り。地図で表現しきれない緩い沢地形を2ヶ所通過。
尾根上部の緩斜面に出たところが丁度広い空間で、地図で笹マークが付いている標高1040mの場所。
すっきりと気分が向上する風景だが、目指す三角点に気持ちを取られ、楽しむ余裕なし。

雪原の先は疎林に戻って、尾根上の台地の肩の部分。地図からは読み取れない複雑な地形。
GPS片手にうろうろ気分でアップダウン。
台地の端部に立ち上がった扇形の小さなピークを発見した時は嬉しかった。
いかにも、忘れ去られた三角点の風情で、期待を大きく上回る、達成感たっぷりの訪問でした。

駐車場所出発7:45 空沼岳登山口8:00 万計山荘裏10:05 出発10:20 台地下り11:00 尾根斜面下11:35 山頂12:20 下山12:40 尾根斜面下13:00 万計山荘裏14:05 空沼岳登山口15:20 帰着15:40
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