星置山 の記録    170108 (ニ)鐘の丘


手稲山から奥手稲へと連なる稜線上にある961mのピーク。
パラダイスヒュッテの林道からパチンコ尾根経由で登りました。

林道入口駐車場の収容はせいぜい15台。そこに先客6台。
ほとんどはパラダイスヒュッテの宿泊者の様子。
ヒュッテの先の林道を男子大回転ゴール跡まで。踏み跡あり。
ゴール跡看板からパチンコ尾根手前の谷へ入る。踏み跡なし
なお、もう一つ手前のゆるい谷に単独者らしき踏み跡。
手前の尾根の馬の背を乗り越してパチンコ尾根に取り付いている。
帰宅後検討してみると、こちらの方が苦労なさそう。

谷はほぼ雪に埋まっており、前回あった小さな滝は消えている。
パチンコ尾根の先端の先には広々した空間があるのだが、その手前から尾根に取り付き。
尾根の先端は木立のない広々とした斜面。展望良好で手稲山北壁コースや石狩湾の展望良好。
その上には自然林の様相の広く斜度のある尾根地形の斜面。
先頭のOさんの山スキーのラッセルの後を、をジグを切りつつ高度を稼ぐ。
尾根の下部の木立は登りの支障になる密度ではないが、上がるにつれ密に。

高度を上げるにつれ、雪が飛ばされた箇所に踏み跡が出て来る。
そのあたりから、ラッセルの負担が軽く、スノーシュー有利な登りとなり先行するようになる。
すぐに細い尾根上に出て、細かいジグと木立の交わしが、ますます山スキーには不利となる。
ようやく登り詰めて、尾根地形が広く、傾斜が緩く、潅木がうるさくなって来て、まもなく手稲山から西へ延びる稜線。

出たところは西峰の西隣のピークで、手稲山と西峰の展望が良好。反対側、これから進む方向は険しそう。
地図の等高線を見ると、穏やかな稜線だが、両側が切り立った細いアップダウンがスリル満点。
要注意の200mを突破すると、開けた穏やかな稜線上のコルに出て、丁度青空となり、景色は最高。

961m峰「星置山」への登りはきつい。危険を感じて一名がリタイア、コルで休憩。
Oさん以外の山スキーメンバーは、スキーをデポしてつぼ足で登高。
南側はクラストでスノーシューではとても登れない。
北側にはいくらか粉雪が張り付いており、斜度はきついが、ギリギリだましだましのジグ切りで登高。

登り切ると景色は台地の上といった地形。木立がまばらで展望がある。
小さく地面が盛り上がった連なりの一番高い場所で山頂休憩。
視線を遮る木立を避けて動き回り写真撮影。手稲山の本峰と西峰が迫力の景観。
隣の950m峰から手稲山北裾斜面と手稲の街並みと石狩湾の海岸線。
台地の南側に木立の間から見え隠れは烏帽子、百松、定天など。羊蹄山は遠くに薄く山頂部だけ。

帰路では、登りでは苦労した斜面も、つぼ足で踏まれた跡をたどるので楽が出来る。
稜線の切り立った細尾根も、登りに付けた踏み跡がしっかりしており、恐怖は感じませんでした。

出発8:40 稜線11:00 山頂11:50 下山12:10 稜線から尾根12:40 帰着13:55
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