アポイ岳 の記録    160522


2012年以来4年ぶりにアポイ岳に登りました。

前回 と同時期で咲く花の種類は同一。
その間に、ジオパークの指定を受け、ふもとではその文字がところどころに。
登山道に入ってすぐ、オオサクラソウの群落。この後湿気のある場所に多数。
5合目の避難小屋まで、森の中ではオオサクラソウの独り舞台。
フイリミヤマスミレ、アポイタチツボスミレはなど数が少なく写真に好適な姿の株が見つけられない。
前回は登山道の足元にあっても、踏まれにくい隙を見つけては、健気に咲いていた花が結構あった。
今回、その数が激減したような感じを受ける。

5合目からは、木陰のない道が頂上直前まで。
陽が照り付けて気温上昇、照り返しもあり汗が出て、夏登山の到来。登り途中に水補給。
すれ違う登山者との挨拶にも暑さが話題。
こちら、登山道脇ではアポイアズマギク、サマニユキワリ、ヒダカイワザクラ、エゾキスミレが主役。
ミヤマオダマキ、ヒロハヘビノボラズ、ヤマツツジはまだつぼみ。
一方、馬の背手前のハイマツ斜面の合間に所々あるお花畑では、花々はほとんど見えない。
花の端境期か、とも思ったが何か植生に貧相を感じる。

天気良好で見晴らしは最高、遠くの山がくっきり。
日高山脈主稜線南部の山。そこから派生した1839・イドンナップなどが雪化粧。
海には霧が立ち込め雲海状態、海岸近くまで冷たい海流が流れているせいなのか。
行き交う登山者は若者が多い。この賑やかさは羊蹄山以来。中高年の多さにに慣れた目には新鮮。

頂上はダケカンバなどの潅木林に覆われているが、新緑はまだ芽吹き途上で、枯れ枝を透かしての展望あり。
襟裳岬、日高の山々など確認できました。

出発6:35 避難小屋7:50 山頂9:15 下山10:00 避難小屋10:35 出発11:05 帰着12:05
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