様茶平 の記録    160410


空沼・漁岳稜線の東側に独立して立ち上がっているピーク。
国道から見ると屏風のように台地状になって見える。

本流林道入口には10台以上の先客、全て漁岳目的の様子。
カンジキを履き本流林道を進む。
林道の残雪面には歩いた跡があるが本日の登山者はなし。スノシュー、つぼ足。
なお、本日の下りはつぼ足だったが、暖気で時折沈みこんだ。
林道歩きはラルマナイ林道との分岐点で終了。そこから林間斜面に取り付き。

斜面はすぐにきつい傾斜となり、林間を縫ってジグを切る。最初の汗のかきどころ。
傾斜を登り切り、細尾根の上に出ると様相は変化。
細尾根は概ね緩い傾斜あるいは平坦ながら、アップダウンや急傾斜通過もあり。
雪解けが進み、倒れた笹の上を踏んで歩く場所も2ヵ所。
天気良好で、枯れ枝を透かして、周囲の風景も見て取れ、概ね極楽尾根歩き。

頂上稜線の裾に到着し、目の前には標高差40mの壁。この登りが本日一番の難所。
幸い気温が上がって雪面が軟化、キックステップが効き、ジグザグ登りが可能。
急傾斜のため所々に笹が立ち上がって、ルート選定には要工夫。
稜線には雪庇が連なり、上がり口はピンポイントで1ヶ所だけ。
その場所、傾斜は厳しく、直登なら這い登りだが、幸い樹木・潅木があり何とか突破。
事前情報では、ガイドAさんは本流林道を奥まで詰めてから緩い稜線を登ったとのこと。
ここの厳しさを回避するためだったのかと納得。

稜線上に出て、平坦な台地上の雰囲気。東側は切れ落ちて、見晴らし良好。
西側も枯れ枝の間から漁岳から空沼岳への稜線の山々を確認。
北へ向かう稜線上はアップダウンの連続。ニセピークが次々。
頂上一つ手前にはニセピークの極みで標識まである。「様茶内」

本物の山頂に到着し、「様茶平」の標識がある。しかも新旧2つ。
木立がパラパラとあり、少々邪魔だが、展望はそれなりに良好。
札幌市街地も部分的に展望。札幌ドーム、駒岡清掃工場など確認出来ました。

出発8:25 林道から林間尾根へ8:40 尾根から頂上稜線へ9:55 山頂10:30 下山10:50 頂上稜線から尾根へ11:20 帰着12:00
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