隈根尻山 の記録    160717


樺戸山地を札幌から見て、ひときわ目立つ3山のうち一番南にある971.4mの山。
当別町一番川道民の森キャンプ場の奥にある登山口から登りました。

登山口までの林道は良く整備され砂利も新しい。何か所か水を流すための溝が横断しており運転注意。
ゲート前駐車場は詰めれば10台くらいを5台で広々と使用。2台はピンネシリ。
ゲートのすぐ先に渡渉場所。この先、渡渉は5か所あるが、どれも難易度は似た感じ。
行きは緊張して、靴の中を濡らさなかったが、帰りは渡り方が雑になり、水が浸入。
このコースは防水登山靴よりピン付き長靴が有利だと思う。

渡渉ヶ所が多いのは、川に沿って谷底に付けられた林道跡を歩くため。
道の周囲は背の高い種類の草が伸び、オニシモツケ・オオウバユリ・ヤマブキショウマなど夏の花。
笹刈りは頂上まで幅広く実施され、風の通りが良いせいか虫も少なく、快適。
「頂上まで2.9km標高398m」の標識あたりで、谷底・渡渉の林道から斜面登りの林道へ変化。
斜面登りの林道は崩壊した四阿の現場へ。雪の重みで倒れたか。「頂上まで2.0km標高503m」の標識。

そこから、「頂上まで0.6km標高905m」標識の待根山方面との分岐まで、延々と尾根上を直登する。
このコースのメイン、頑張り所。一歩一歩ゆっくりと標高を稼ぐ。
幸い、風が通り抜け易くなり、いくらかでも、汗の吹き出しを軽減してくれる。
分岐の手前で単独登山者とすれ違い。

尾根道から稜線に上がり、待根山方面との分岐。ベンチが整備されているが、雲の中で展望はなし。
稜線上の道は斜度がなく、歩き易い。足元の花は春と夏の端境期。
目立ったのは背の低いヨツバヒヨドリの群れ、あとはコウゾリナ、ポツンとオトギリソウ、マルバシモツケ、アザミなど。

頂上は風が強く、汗だらけのため、着衣が冷たくなる。
体も冷えてきて、おにぎりを食べ終わると早々に下山しました。
出発9:15 崩壊四阿10:20 山頂11:25 下山11:45 崩壊四阿12:25 帰着13:20
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