大蛇ヶ原 の記録    160605


無意根山登山道薄別コース標高980mにある湿原。

国道からすぐのゲート前駐車場には山菜目的らしき車2台。森林管理所では、登山者に林道を開放しており、ここは通過。
3.3km走行して2番目のゲート。その前の駐車場に登山者の車7台。駐車して、林道歩きを開始。
天気は快晴で太陽が照り付けるが、ここ数日の寒気が残り、風が冷たく心地良い。汗の乾きも早い。
周囲の木々は新緑の緑が鮮やか。数は少ないが林道脇にムラサキヤシオの花が目立つ。

1km余り歩いて、林道崩落現場。歩いて通過は可能、足元は狭く泥の道。
さらにもう1ヶ所、宝来小屋の近く、切り通しの手前にも林道崩壊の現場。
小屋から先は登山道、特に険しいわけではないが、遊歩道とは違い足元は油断禁物。
新緑に囲まれ快適に歩くが、標高が高くなって来ると泥水たまり、流水が、さらに、残雪が出て来る。
なお、登山道脇で、雪解け直後、枯れ草の地面に、ショウジョウバカマだけが早い芽ばえ、数株、花を咲かせている。

大蛇ヶ原が近づくと、雪解けと相まって、登山道の周囲には水流・水たまりが多くなる。
登山道には泥対策の木道が整備され、その周囲にミズバショウの花が散在。
大蛇ヶ原の手前200mにある小川の源流の渡渉にある橋は半壊し、足元が悪く、踏み外せば転落して水びたしになりそう。
深さは腰近くまではあり、橋が頼り。体勢を低くし、杭につかまって慎重に渡る。

通過湿原はまだ雪解け直後で、一面に枯れ草。新緑の芽吹きは未だこれから。
わずかにミズバショウの芽吹きが地面から突き出しているだけ。
木道は湿原の縁に付いているが、1ヶ所だけ湿原の中へ入り水辺へ向かう木道がある。
その先端へ行ってみるが、水辺の地衣植物もまだ越冬状態から目覚めていない。

帰路にはこれから登る登山者が3人。頂上まで登っても、日没までには下山可能な、6月ならではの山行スケジュール。
車に乗ってからの帰りの林道には、アウトドアウェアの散策者が2組。新緑を楽しんでいる気配でした。

出発9:25 宝来小屋10:00 湿原10:50 下山11:05 宝来小屋11:45 帰着12:30
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