丹沢山 の記録    160501


中岳から東へ延びる尾根の途中、標高1052.0mのなだらかな三等三角点の山。
国道230号線無意根大橋手前の中岳方面へ伸びている林道から登りました。

地図上で見るとこの林道は3つの川の谷をつなぐ長い林道。
薄別川から白水川へ渡りさらに小白山の西を小川の谷に下り、宝来小屋を通過して薄別まで。
この林道を標高880mの林道分岐まで進み、分岐から短い林道へ直進、林道終点から林間斜面に取付く。
長い林道は伐採のため除雪ており、数箇所の集積場所に材木が積み上げられている。
あいにくと、昨日来の季節外れの雪が積もって、10cmに重く締まり、歩行のスタミナを奪う。
天候快晴で景色は良好、庚申草山が目立つ。木々の枝先には春の芽吹きあり。
その一方、このところの山行から油断して日焼け対策を怠り、翌日、首の後側がヒリヒリ痛む結末。

最後の短い林道は除雪なしだが、新雪の下の根雪はつぼ足でも何とか歩ける固さ。
昨日までの寒気と新雪の断熱効果で根雪の緩みを防いだのか。
林間斜面は目指す方向の西へ向かいたいのだが、谷が南北に付きとりあえず尾根筋を北方向へ。
源頭近くなって谷が浅くなったところで谷を1本西へ渡る、斜め登りで林間斜面を905mPより西の尾根上に。
尾根に上れば水平に近い緩い登り傾斜の林間歩き。
伐採跡なのか、細く密集したダケカンバの林が多い。

すぐに尾根は広がって、広く平坦な台地の上を進む。樹木は、まばらな場所が多い。
丹沢山が近づくと、伐採された広い空間が数ヵ所出てくる。
その広い空間では周囲の山々の展望が良好。無意根山、定天、手稲山、烏帽子岳、砥石山、札幌岳、狭薄山、空沼岳、漁岳など。
札幌の市街地が見える場所もある。
ただ、進行方向にある中岳はすっきりとは見ることができない。枯れ枝を透かしての確認。
、 頂上は樹木のまばらな広場。三角点は深い雪の下。ここでも中岳は木立の間。

帰路、気温は上がったが往路の踏み跡を頼りにつぼ足を継続。それでも時々踏み抜き発生。
除雪の林道まで出ると積雪はどんどん解けている。
林道終盤は雪が完全に消え、長靴に泥が付着の下山でした。

出発8:15 林道終点10:05 山頂11:15 下山11:45 林道終点12:35 帰着13:45
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