八剣山 の記録    160313


三角点「外山」へ登ろうと、八剣山西登山口へ。
除雪車が、雪を沢へ押した跡に出来た駐車可能場所へ駐車。
先行者は犬を10匹近く引き連れた2人、犬の運動をさせるとのこと。
その足跡を追って出発。

道は良く踏まれ長靴歩き可能。カンジキは軟雪面に備えリュックに縛りつけ。
直進していた足跡は神社施設の建物群方向へ右折。
その先の直進は踏み跡のない新雪面上の歩き。
新雪は薄く、その下はここ数週間の暖気と寒気の繰り返しで硬くなり、沈み込みは僅か。つぼ足を継続。
150mほど進んで真新しい熊の足跡に遭遇。右から来て、丁度折れ曲がって、外山方向へ進んでいる。
このまま進めば、足跡を追跡するハンターと認識されかねない。危険行為。
若干の躊躇の後、Uターンして犬の足跡まで戻り、神社施設群へ。

神社施設は林の中にあり、行事には大人数が宿泊とも思われる様子、上砥山神社か豊滝神社の関連施設なのか。
犬の足跡は建物群の先、斜面一面に広がっており、その中に人の足跡も。
足跡の濃いところを伝って、急斜面の直下まで。
急斜面の上の先、岩壁面の下にはデプリが連なり、直登は無理とコル方向へトラバース。

外山とのコルまで行けば楽が出来たのだが、手前急斜面に消えかけた足跡があり、それに惑わされて、急斜面の登り。
汗が吹き出す結構な全身運動で、外山とのコルからの、細い吊り尾根上にたどり着く。
尾根に上がり、枯枝を透かして、簾舞市街地と藤野三山の展望あり。
尾根上にはコル方向からの足跡がしっかり付いているが、登りの斜度は急。
足がかりは大丈夫だが、場所によっては4肢を使いほとんど這い上がる。
下りになると恐怖感ありで、初心者が積雪期に来るコースではない。

頂上稜線は展望抜群も、ナイフリッジでまともに立って歩けない。
リュックを置き、空身で頂上へ行き、写真を撮って、早々に退散しました。

出発8:10 クマ足跡8:30 山頂9:30 下山9:35 帰着10:10
  八剣山からの 風景写真
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