様茶平の記録　　　150111

空沼岳の南東・漁岳の北東にある三角点名[様茶平]999.1mのピーク。
空沼岳の冬道、「金山コース」の林道歩きから別れるルートで登りました。

林道入口の除雪車が雪を寄せた場所に駐車して出発。
林道は金山林道入って、すぐ「作業道・光竜鉱山線・2,580m」に変わりラルマナイ林道へ。
林道は深雪で、ラッセルは足首から膝下程度。
期待していた空沼岳金山コースの踏み跡はなし。
この林道のラッセルに時間を取られたことで、行程の見込みが狂った。
一部判りにくい所もあるが、概ね林道の位置は明確。
ラルマナイ林道からは、前回尾根地形で失敗したので、今回は金山沢南側支流の谷地形へ。

この谷、地形図からは穏やかな河原を想定していたが、台風の被害なのか、倒木流木が折り重なりひどい場所に出くわして、左岸に回避。
右岸に戻って、急斜面から流れ落ちる枝沢地形を渡れず、その手前の急斜面をジグザグで登ることに。
結果論だが、左岸歩きをあと50m続ければ、急斜面に手強ることもなく、タイムロスは押さえられたのではないか。
登り切って、傾斜の緩い場所に出ると、後は複雑地形の中を南方向へ進むのみ。
なお、ラッセルの主力は、同行の札幌山岳クラブの山スキーのお二人。
手軽さからついつい持参するスノーシューだが、山スキーの倍近く沈み込み、ラッセルではかなわない。
いずれにしても、お二人には感謝。