定山渓天狗岳 の記録    150607


天狗小屋から定山渓天狗岳に登りました。

本日は天狗小屋コースのトップで駐車。その直後に2台が到着。
本日の登山者は多く、下山後、駐車場所はあふれ、橋を渡れずに路肩駐車も3台。
林道は、白井川の流れを高く見下ろす位置に斜面をトラバースして付けられている、アップダウンあり。
全般的には歩き易いが、所々にぬかるみの水たまり、断崖の場所では落石がころがる。

登山道入口に到着し、ちょっとした広場と立派な看板。
何と駐車1台、反対側のゲートを開けて侵入した模様。
なお、後続で森林管理署のパトロールらしき2人が登って来た。無事、不問に終わったとは思えない。
登山道は熊の沢に沿い、こちらも歩き始めは、流れから高く上がった斜面をトラバース。
人工林の中で、日光が届かないせいか、下草が薄く、見通しは良好。

標高460mあたりから沢の流れの高さに下り、沢筋の歩きへ。
ここで、休憩していた先行者を追い抜き、この後、最後まで本日の先頭に。
露払い役となるので、要所でクマ避けのホイッスルを吹きつつ進む。
沢筋のルートは、沢登りに近い路面が山頂直下まで続く。河原歩きと渡渉と高巻き、そして終盤は涸れ沢。
渡渉の数はそれほどでもなく、登山靴でもなんとかなる。ただ、泥の路面が滑り易く注意。
崖登り、涸れ沢歩きに不慣れとか、腕力が非力な方にとっては厳しいコース。

最初の滝の脇のロープ場でヘルメット装着。険しいロープ場はこの辺りと山頂直下の2ヶ所。
ロープ場の後は、しばらく山中の登山道の様相。滝など難所の沢を避けるための高巻の道。
やがて、沢の谷に下りて、沢の河原と河原横の道となる。
登るにつれ、水竜が無くなり涸れ沢に変化、そして源頭へ。
涸れ沢の道は雪解け直後のためか、泥で滑り易い。
源頭の気配となり、道はトラバース路へ、本峰とU峰のコルへ向かう。

トラバース路の途中で断崖の岩場に出て、高山植物のお出迎え。エゾグンナイフウロ、ミヤマオダマキなど。
その先は花の盛りの草地斜面に出て、斜面ジグザグ登り、雨の日はツルツルしそうな路面。
草地を登り詰めると、最難関のルンゼ、ザイルなしではちょっと怖い。
本日の足元は林業用安全靴で靴底のスパイクが崖面に引っ掛かり、大いに助かる。

岩峰の上に出て、展望良好。足元は切立った崖、崖に張り付くように高山植物。
細い道を通って二等三角点の広場、登山者が休むには狭そう、展望にも不満。
先へ進むと展望には良い広場、こちらも広くはない。
続々と人が来て、頂上休憩で皆が座れる場所は狭い 人が溢れ、分散休憩状態でした。

出発7:35 登山口8:05 滝8:30 ルンゼ9:55 山頂10:10 
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