羊蹄山(京極コース) の記録    140831


京極コース登山口は噴き出し公園から奥へ進むのが分かり易い。
今回、近道をしようとして、かえって道に迷い時間ロス。帰路なら近道大丈夫だが。

駐車場は狭く15台がせいぜい、先客は8台。後から抜き去りが4組。
下山後駐車していたのは、バス、オートバイ各1と乗用車2台。
バスは山陽新聞社チャーターの室蘭ナンバー。京極コース往復の約10名。
このコース、他に比べ人気薄の感。変化に乏しいせいで顧客満足度に難ありなのか。
駐車場から畑の中の砂利道を600m歩いて林間登山道入口。
回転スペース有るが農家の目があり無断駐車は通報のリスク。

人口林内の登山道は広く歩き易い、草一面の林道と交差が2回。
林道を過ぎ、間もなく、周囲は人工林から自然林に変化。
本日は普段履きのスニーカー。足首周りに短いスパッツを装着。
沢筋の横断は3ヶ所あり、若干泥路面も、雨から6日経って、ぬかるみなく通過。
靴底は薄く、溝が浅いが、粘土のツルツル坂で転倒したのは1回だけ。
足裏を傷めるような石ゴロゴロ路面も最初の砂利道を除けば僅か。

このコースは合目標識が付いて判り易い、3合目あたりから、道の様相は遊歩道から、登山道的になる。
斜面に傾斜がつき、高度が上って後を振り返ると、京極の街と平野、札幌の山並みが見えてくる。
樹木もだんだんと背が低く、直立の高木から幹が雪に押され地を這うように曲がった状態に変化。
足元にはヤマハハコの白い花が固まって花壇のように咲いている。
他の花はほとんど終了。残存は標高低い場所にキンミズヒキ。高い場所にエゾオヤマリンドウとウメバチソウ。
一方、頂上近くなるとナナカマドの赤い実が、花が咲いたように、鮮やかに目立つ。

八合目まで水消費ゼロ、リュックの中は2リットルだが、重いだけと1リットルをデポ。
僅か1kgだが荷が軽くなったような気分で、勢いを復活。
高度が上がって笹の背が低くなるものの、代りに潅木が周囲を固める壁となり、見晴らしの利かない状態が持続。
9合目を過ぎて間もなく、崩落地帯に出て、一気に開かれた空間に出る感じ。
足元の軽石が崩れ、体勢が不安定となる急斜面で、特に下りではちょっと怖く、慎重に。
いくらか登ると、また潅木のトンネルの登山道へ。このガレ場からの登山道入口は見落とし易く注意が必要。!!! 
こういった崩落地帯通過がお鉢直下で3回ある

最後の潅木のトンネルを抜けると。僅かの距離でお鉢の縁。案内標識を左折して、一等三角点はすぐに目前。
外輪山は今までの静かな登山道から一転して、人通りの多い状態。
山頂は三角点から岩場を歩いてすぐ。団体客など大賑わい状態。
札幌方面の展望は良好。真狩・比羅夫方面は雲がかかって残念。
昼までには1時間あり、ここは写真を撮ってすぐ退散。

下りでは、心配していた膝の痛みは発生せず、やれやれ。
シマリスに2回遭遇、そのうち1匹の写真撮影成功。あとエゾライチョウ1回、こちらは動きが早く写真は無理。
下山後は安全運転のため、温泉経由せず早々に退散。途中2回の眠気対策休憩を取る。
なお火曜日朝から筋肉痛が発生し歩行に支障、階段は後ろ歩きで下る羽目になりました。

出発6:45 3合目7:55 5合目8:55 8合目10:15 山頂11:05 5合目13:05 帰着14:30
  羊蹄山(京極コース) の風景写真
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