イチャンコッペ山 の記録    140622


早朝に出発。支笏湖が近づくと急に霧が濃くなり、ヘッドライト点灯し慎重運転。
ヘアピンカーブ手前の駐車場は先客1台。3人パーティの山ガールで登山口で追い越し。
山頂までトップだったが、後続者は多数で下山後の駐車場は満杯に近い状態。

最初は三角点「幌平」の山の尾根の急登。目前には蜘蛛の糸が次々で本日のトップ。
ポロピナイキャンプ場方面からは竹内マリアが流れて来て、濃霧対策か。
笹の背は低く、見通しが利き、木立の間から白い霧におおわれた湖面が見える。
登山道両脇から笹が被り、朝露でジャージが水びたし。

直登の急坂を登り切ると、等高線的な背の低い笹原斜面をトラバースの道となる。
一部に笹の根が残り、足元不安定な所もあるが、概ね土が出て歩き易い。
足元の花はほとんど無く、春の花と夏の花の端境期。
全行程でタニウツギ1本、ハクサンチドリ2本、シラネアオイは結実。地味ながら多かったのは、クルマムグラ。
見晴らし良好で、歩く先には目指すイチャンコッペ山、右側下り斜面の向こうには、白い霧の湖面の上に風不死岳が浮かぶ。

トラバースの道は幌平の山とイチャンコッペの吊尾根にたどり着いて、林間の道になる。
白樺の林など気分の良い道もあるが、人工林や林道跡も見受けられる。歩き易い山道を快調に進む。
やがて斜面に突き当たり、ほぼ直登の道を登って、785mピークへ。
登りの途中には、笹を刈り分けたルートが1本イチャンコッペ川の林道方向へ下っている。
頂上にあった反射板が撤去されていたことから、多分これは、撤去材を搬出のルートか、と推測。

785mピークは広く刈り払われ土がむき出しになっている。見晴らしは360度に近く、絶景が楽しめる。
特に札幌の山々はここが一番、早速パノラマ合成写真のためにデジカメを回転撮影。
ここから山頂まではもう1つピーク乗り越え、傾斜はきつくなく、所要時間15分。途中の景色抜群。
山頂広場は三角点の手前70m、広くはなく定員20名といったところか。
広場まで来ると、夕張山系が確認可能。あいにく本日は芦別岳に雲がかかっておりました。

駐車場出発6:40 斜面から吊尾根7:30 785mP8:30 山頂8:45 下山8:55 吊尾根から斜面9:55 帰着10:25
  イチャンコッペ山 の風景写真
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