三角点「様茶平」 の記録    140209


△様茶平は空沼岳・漁岳・国道453号線に囲まれた999.1mの南北に長いピーク。
国道453号線脇の林道から作業道跡、ラルマナイ林道経由で取付きましたが、撤退しました。

国道脇「金山林道」のゲート前は除雪広く駐車は楽。
雪面には前日の山スキーの踏み跡、空沼(そらぬま)岳空沼(からぬま)コース。ラッセル大助かり。
林道は橋を渡ってすぐ右折だが、山へのコースは直進、作業道で「光竜鉱山線」。
鉱山は廃鉱、建物は廃墟、正面には廃棄土砂なのか、巨大な堆積物。
作業道はその右脇、目立たず見逃す。左の構内道路跡が目に付き、そちらに迷い込む。
構内道路終点からはUターンせず、林間に入り、作業道へ軌道修正。
作業道を進むと金山沢が2つに分かれる場所に渡渉点、橋は無く雪解け期には苦労しそうだが、上流に両岸を渡る大きな倒木あり。

この後しばらくは静寂な環境の中を雪上歩き。作業道の半ばを過ぎて斜面にさしかかり、ジグザグ登り。
上りきると展望良好地点。奥へ進むと、枯れ枝を透かして、目指す「様茶平」の山容が見えてくる。
目指すピークを見ながら、平坦な道を歩くのは、気分高揚を感じるところ。
ラルマナイ林道に到着し山スキーの踏み跡は右折。こちらは左折し、取付き点の偵察。
コルゲート管上の土砂橋を渡ってすぐの枝沢の谷をパス。これは判断ミス。
ここから右の尾根に取付けば、スノーシューでも歩き切れる可能性があったのではないか。
今回は、林道をさらに進んで、長く伸びた尾根のほうから取付いてしまった。

林間の登りを進んでしばらくは順調。一旦浅い谷を越えてから急斜面の登りとなる。
地図で崖印の下までなんとか登って、判ったことは、崖とはいえ概ね林の中で木立も散在。
雪庇部分を避ければ、乗り越える障害は雪面の斜度が急なこと。
斜度のきつさは半端ではなく、雪が崩れ力が入らない。
スノーシューを脱いで、つぼ足で突破するしかなさそうな状況。
横にある支尾根まで下り気味にトラバースしてみたが、こちらはクラスト面が大波を打ち、つぼ足と腕力の世界。
こうなると、もうスノーシュー歩きではないということで、撤退としました。

出発8:05 作業道〜ラルマナイ林道9:30 撤退11:05 林道〜作業道11:40 帰着12:30
  「様茶平」の 風景写真
報告へ
札幌山歩 市内の山歩 道内の山歩 百山歩地図 札幌みちあるき
inserted by FC2 system