ふくろう湖南岸三角点「中山の沢」 の記録    141130


2012年に完成した当別ダムのふくろう湖。 その西岸南部にある4等三角点「中山ノ沢」187.2mに行ってきました。

目指す山はダムの真正面の位置にあり、地図の林道は実線表記。
しかも、三角点手前380mの林道上空を送電線が走っているように表記されている。
これは簡単に到達するので、余った時間をどう使えばいいのか事前検討にエネルギー消費した。
この事前検討は、今回、期待の林道が消滅し、生かすことが出来なかった。

ダム下から上がって湖岸を走る道路は随分と立派。
湖底に沈んだ林道の代替に建設されたものなので、投下資金が潤沢だったと推測。
湖岸から稜線に登る林道は、路面状況から推測して交通量は低そう。
稜線に登って、目指す林道分岐、刈り分け直後で、刈られて散乱した笹の葉は元気な緑色。
入り込んですぐに広場、左右に作業道跡、右へ入ったが行き止まり。その先の藪に林道痕跡なし。
左は下る道で、稜線北東斜面をトラバース。こちらの行き止まりも同様に痕跡なし。
送電線の点検路を当てにしていたのだが、送電線自体も消滅の様子。

それではとあきらめて、リタイア気分。
そこで「札幌山岳クラブ」のTさんが地図付きGPSを確認し再検討。
三角点までの目途をつけ、稜線上を歩くことに。
トラバースの道を戻って、途中から稜線上人工林に入り込む。
一旦休憩を取り。ここから林道道跡を探しつつ、稜線上の藪漕ぎ歩きを開始。
道跡は所々残っているが、笹や潅木が進出。濃い藪に見失ったり、また出て来たりの繰り返し。
道跡に生えた潅木も直径10cm程度には育って、手入れされなくなってからの経過時間が分かる。
送電鉄塔の跡地らしき場所の横も通過。こちらも木立が生長し、撤去から相当の年月が経っている。

延々と時間をかけて前進し、白樺の林が見えてくると、その先は短い。
白樺の林を抜け、東側が切れ落ちた尾根上に出て、東側は空知平野の展望。
目指す先はちょっと小高いくそこが三角点「中山ノ沢」。
ここまで、手強く密集の笹藪が少なく、思ったよりは短時間で三角点に到達。
三角点標石は、比較的新しく、黄色のICタグ付きのもの。
三角点の周囲はちゃんとした広場で、メンバー7人がゆったりと昼食休憩。

帰りの温泉は当別町の「ふくろふ乃湯」。
こじんまりとしたモール温泉で、特に露天風呂はいい感じ。ただし洗い場は4つ。
今年の営業最終日とあって、客の数は過剰。それだけ、評価は高いと推測。
来年の営業は春のゴールデンウィークから。それは、楽しみ。
札幌からそれほど遠くないのに、これほどいい温泉があるとは!。
幸運の発見でした。

湖岸出発8:40 林道分岐9:00 藪開始10:10 三角点11:45 下山12:05 帰着13:45
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三角点「中山ノ沢」からふくろう湖

藪尾根の途中か樺戸山地

藪尾根の途中から月形の街


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