美比内山 の記録    


豊羽鉱山の道路を最後まで進みゲート前に駐車。
ゲート横から美比内山への踏み跡は多数、特に目立つのはつぼ足。
沈んでいても5cm以下。踏み抜きはほとんどない。
本日のスノーシュー選択は失敗。カンジキにすべきだった。

足跡は一旦尾根の先端へ向い、尾根に乗ってから折り返して西へ向っている。
遠回りのようだが、時間ロスは僅か、多分これで正解。
この取り付きは斜度があり本日2番目にきついところ。1番は頂上直下。

尾根歩きとなってしばらくは登り、右手下に鉱山施設の大きな建物、カマボコ型で屋内運動場ような大屋根が見える。
標高差100mを登りきって、標高710m。あとは平坦で広い尾根の上で、ずっと林間の固雪上の極楽尾根歩き。
天候は快晴、陽射しが暖かい。景色・雪の色はくっきりで景色良好。
枯れ枝を透かして周囲の山も見え、形と位置関係から名前を推測する楽しみ。
ダケカンバの枯れ木の上に大きな盆栽のような松の木が生えたり。
見事なサルノコシカケが生えていたり。

時間を忘れて歩くうちに山頂が見えて来て、頂上稜線には大きく雪庇が発達している。
雪庇を避け、右手のダケカンバが連続して生えている木立群の中を登る。
ここは傾斜きつく、雪面クラスト気味で。低地向けスノーシューの欠点を露呈、横方向に刃が効かない。
風が強くなり、防寒対策必要でカッパを取り出し。汗をかかずにゆっくりの登り。
最後は北からの稜線に回り込むが、このトラバースが足元安定を欠き、ちょっと怖い、道具選択を後悔。
下りでは、斜面途中でついにスノーシューをあきらめ、つぼ足になる。

頂上に到着し、中央のダケカンバに小ぶりの標識あり。
展望はほぼ360度。特に羊蹄山が目立つ。
余市・白井・ヒクタ・定天・烏帽子・神威・藤野の山・無意根・喜茂別・尻別・ニセコ連峰など堪能しました。


  美比内山の雪景色 風景写真
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