毒矢峰 の記録    140309


豊羽鉱山手前にある札幌五十峰の山。天狗小屋から林道歩きで尾根に取り付き登りました。
道々95号線の走行はパトカーの後。交通事故が発生したらしい。
下山後、除雪車の運転手に呼び止められ、安全運転注意。ちなみに、除雪が必要な路面状況ではなかった。
天狗小屋手前の二股橋は除雪されておらず、道路脇には先行者の車2台。
豊羽方面200m奥に路肩駐車可能な幅広に除雪のスペースあり。そこに駐車。
なお、下山時にスノーモービル通過跡があったが、駐車場所はさらに奥、道路走行(道交法違反?)して橋を渡っていた。

天狗小屋から左股川に沿う林道歩き。余市岳白井コースの道。
天候は快晴から薄曇り、先日来の風雪で木立の枝先には綿雪が付着し、素晴らしい雪景色。
路面にはラッセル跡、先頭の山スキーは白井小屋方面。下山時、我々より先に下山した跡を確認。
2番手はスノーシュー単独者、合流地点で引き返して来るところを出会う。頂上まで同行することに。

合流地点の橋を渡り、すぐに尾根に取付き。林間へ入り込みラッセル開始。
3月とはいえ、風当りの弱い谷底近くの斜面は、さすがに雪はまだまだ深くラッセルは膝前後になるほど。
しかも軽くはなく、下山時の尻すべりでは、相当に急角度の斜面でも腕を使わなければ前進しない。
斜度は全般的にはそれほどでもないが、足元が崩れ落ち、ジグに大汗の急斜面が数箇所、尾根登りの前半に集中。
標高668m地点を境に、登りは安定、斜度のむらが減り、風当りが雪を固くさせる効果。
順調な歩きとなり、標高800mの尾根の合流部分も意識せずに通過。

毒矢峰は標高約860mの台地上に約30mのピークが3つ。台地は雪原となって景色良好。
その台地に出る前、標高840m前峰あたりから木立が疎らとなり、見通しが効き、景色を楽しめる山歩きとなる。
山並を見通す景色、台地雪原を見下ろす景色。斜度は緩やか、そのまま尾根歩きで第一のピークへ。
開けた空間と遠くへの見通し、舞台装置としては山頂。写真撮影タイムを取りたい場所。
第二のピークは稜線上に樹木なく雪庇が発達、風の作用で雪面が波を打っており、稜線歩き大変、林の際に沿って通過が楽。
第三のピークが頂上、三角点の場所らしく、広場の空間あり。昼食休憩。
樹木の幹には平成16年に峯風さん設置の頂上標識がしっかり残っておりました。

出発8:35 天狗小屋8:40 林道から林間9:10 標高668m地点10:15 第一ピーク11:20 頂上11:40 下山12:00 林間から林道13:00 帰着13:25
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