クオベツ山 の記録    141116



由仁町がひょうたん形に南に延びた先端にある二等三角点505.9mの山。
274号線を走り、JR川端駅の一つ先の信号を右折、クオーベツダムの手前1.4kmから延々と林道を歩きました。

舗装が切れ、クオーベツ林道に入ってすぐにチェーンの通行止め。
看板には死亡事故の文字、乱暴運転で路外転落でもあったのか、狩猟者までも禁止。
歩き出してすぐクオーベツ川の谷へ下りて行く道になる。
切り通しを抜けた先は急斜面を斜めに下る道で、左には路外転落すれば大事故となりそうな崖。
クオーベツ貯水池は干上がって底が見える。
ダム横の砂利敷き駐車場にはヒグマのフンが大小2箇所。山ブドウの種が見られる。
雪が乗っているので、昨夜から今朝未明くらい。
林道に戻って、親子クマの足跡がくっきり残っている所を発見。
小クマの可愛らしい足跡に思わずホンワカ気分だが、万が一、出くわしたら恐怖パニックでしょう。

林道は通行量が多いせいか、歩き易く、距離は稼ぐことが出来、標高210mの林道分岐まで順調。
ここでクオーベツ林道はスイッチバックして斜面を斜行、尾根へ上がって行く。
直進はクオーベツ支線林道。右の枝沢の谷間に入って行くのがタモの沢林道で、そちらを歩くことに。
タモの沢林道は枯葉の堆積が目立ち、車両通行量はかなり少ない感じ。
こちらでは、鹿の家族に遭遇、慌てて2方向に逃げていく。
姿が見えなくなってすぐ、親子の鳴き交わす声が聞こえ、何だか申し訳ない気分。
沢沿いの道は、尾根上へ向かう斜面トラバースの道に変化。登り坂につきスピードダウン。
谷の向う側に緩いピークの連なりが見え、その一番奥が目指すクオベツ山。

尾根に上がると細尾根が2ヶ所あり、南西方向に展望が開ける。
勇払平野の先にうっすらと風不死・樽前らしき山影。あるいはホロホロ山。?
最後の斜面登りは人工林の横。稜線の峠を目指す。
峠に着くと左手の笹藪に刈り分け道。笹が被り三角点設置から放置されている様子。
三角点の周囲は足首程度の背低い笹に覆われた広場で、周囲の木立も薄く、展望良し。
東側は大きく開け、空知と日高の境界にある無名の山並が目の前に展開。遠くには夕張山地。
西側の展望は狭いが、厚真火力発電所の煙突が確認できました。

出発8:10 ダム8:30 クオーベツ林道からタモの沢林道9:50 山頂10:45  下山11:00 タモの沢林道からクオーベツ林道11:40 ダム12:50 帰着13:10
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