はまなすの丘公園(石狩海岸) の記録    130818


石狩川河口にある「はまなすの丘公園」を散策しました。

石狩灯台の横の木道を出発 地を這うようなハマナスの群生が優勢 ススキも多い

石狩川と日本海に挟まれた半島地形の先端部に設置された奥行1400mの海浜植物保護区域。
遊歩道の両脇には立入禁止のロープが張り巡らされている。
この時期はススキの穂が一面に立ち上がり、風景の主役。青空に浮かぶ白い雲とのコラボレーション。
ハマナスの多さには驚かされる、背は低く高山植物の群落のように一面に広がっている。
もう、赤い実をつけてそれと分かるが、春の花の時期になったらさぞや圧巻と想像。

分岐の四阿 横断の道は細い なじみの薄い海浜植物

木道は1kmも行かないところで終了河川管理道路に合流。その先に四阿。
そこから細い踏み跡のような道が砂浜海岸へと半島を横断。
砂浜海岸は海の風景と山の展望。左は手稲山、奥手稲山、塩谷円山、赤岩山、右には暑寒別山地。
足元には独特な植物、後で海浜植物保護センターへ行き、展示物を眺めたが、とても一度では憶えきれない。
砂浜海岸を北東へ辿って石狩川河口へ、川の流れと海の波の境界を見物。河岸の浅いところは波が遡り易いことが判る。

札幌〜小樽の山と海水浴場 『無辜(むこ)の民』の彫像

出発地点へ戻って、朝は僅かだった観光客も昼になると増加し駐車場には10台前後の車。
これがハマナスの開花期なら、混雑の状態になるものと推測。
一巡りはしたが、時間が余り、石狩浜海浜植物保護センターまで歩く
センターラインのない細めの舗装道路。車両の通行量は僅か。
こちらの道路の両脇にも立入禁止のロープと立入禁止の注意書。
海岸に出れる場所があり、出てみると左方向に海水浴場。賑わいは過ぎ去った様子。

石狩浜海浜植物保護センター:建物 石狩浜海浜植物保護センター:展示花畑 石狩浜海浜植物保護センター:展示写真

途中に「本郷新」彫刻の案内があり立ち寄ってみる。
開拓民を題材とした『無辜(むこ)の民』の彫像。一瞬ドキッとするような姿。
閑散期の荒天に出くわしたなら相当な迫力。
石狩浜海浜植物保護センターは海水浴場の向いにあり。展示建物と展示畑。
いつも山で見る植物とは随分と種類が違う。急ぎ足で見たのでは憶えきれない。
花の時期にゆっくりと眺めたいものです。

駐車場出発 8:30 石狩川河口 9:15 駐車場 9:50 海浜植物保護センター 10:25 駐車場帰着 11:00
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札幌山歩 市内の山歩 道内の山歩 百山歩地図 札幌みちあるき

海水浴場の向うに札幌〜小樽の山並:百松沢山、烏帽子岳、手稲山、奥手稲山、塩谷円山(春香山などは雲の中)

ハマナス
ハマナス

ハマエンドウ
ハマエンドウ

ハマニガナ
ハマニガナ

本郷新『無辜(むこ)の民』
本郷新『無辜(むこ)の民』

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