無意根山(薄別コース) の記録    130623


このコースは最近まで、登山道が閉鎖されていたが、ルート変更により再開。
車両乗入れ禁止も途中まで通行可能となったということで行ってみました。

開放されているはずと思い込んでいた従来のゲートは閉鎖されている。
鍵はナンバー錠。手前の駐車場所は満杯。
先着の方々が憶えていた番号を試したり、電話したりしていたが駄目。
あきらめて、奥にある通行禁止の新ゲートまで約1時間の歩き。
標高660m前後。地図に建物記号のあるあたり。手前の駐車場は充分の広さ。
新ゲートの先1kmの道路崩壊現場はひどい有様。復旧には本格的な土木工事が必要。

登山道に入り、水気の多い場所、泥道に木道が敷設されている。
それでも、渡渉に厳しい場所があり、防水性能の靴は必要。(いっそ地下足袋という選択肢も)
大蛇が原は侵入禁止のロープ。ただし、モウセンゴケの池には専用木道あり。これには感謝。

無意根尻小屋に到着しここから先が新しく整備されたルート。
小屋の向いの斜面に木製のはしごが設置されている。
ところが登った先の台地部分は残雪が覆い尽くして、登山道を隠している状況。

先行していた3組の方々を追い、ルートを北に大きく外れ急斜面直下に迷い込んだ。
そのまま、先行の方々の後に付き雪渓登りで高度を稼いでテラスを目指す。
テラスの縁は雪庇を避け、雪の無い、急斜面の藪漕ぎ登り。ここで大幅にスタミナをロス。
やっとの思いで、なんとか笹薮から出た場所は広い残雪の上で、うまいことに新コースに合流。
ここで一息。汗だくの身には雪渓の冷気がありがたい。展望も良好。

ここから先、旧コース合流地点までは、伐開の名残。笹の切り株と刈られた笹の残骸のじゅうたん。
合流地点から見る旧コースは笹が両側から覆い、荒れている印象。
合流後はいつもの登山道コース。延々と歩いて三角点のある頂上広場。
二等三角点標石があり札幌の山並を見渡せる大展望。
さらに進んで、ケルンのある広場も南方向の展望良好。ただし、羊蹄山は雲の中で残念。
下山には、登りで外れてしまった、新ルートを確認。
テラスから東へ伸びる尾根の上に付けられており、急傾斜の場所は少ない。
残雪が無くなる時期には、人気のコースとなるでしょう。

旧ゲート出発7:40 新ゲート8:40 宝来小屋9:10 無意根尻小屋10:10 新登山道に合流11:35 豊羽分岐12:00 三角点頂上12:35 下山13:10 無意根尻小屋14:45 宝来小屋15:30 新ゲート16:00 旧ゲート帰着16:55
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