阿部山
の記録
130210
琴似発寒川と宮城沢川に挟まれた標高703m、札幌五十峰の山。
手稲平和霊園の駐車場の除雪は狭く4台で満杯。Uターンも困難。
霊園の敷地を抜け、林道歩きは百松沢山へのスキー踏み跡がありスムーズ。
宮城沢川を渡る最初の橋は横板が落ち縦の材木のみ残っているとの情報。
現場はスノーブリッジが乗っており、スキーの踏み跡が一筋。下の見える穴が一ヶ所。
ただし、水量は僅か、長靴なら余裕の浅さ、しかも周囲にスノーブリッジが健在。橋が無くても大丈夫。
慎重に橋を渡って、また林道歩き、送電線の下を通過、最初の枝沢まで。
地図には枝沢に沿い点線がえがかれている。この林道跡を頼りに左岸を遡上。
週後半の大雪でラッセルは深く、膝の上。一歩一歩ゆっくりと進むしかない。
一方、沢をはさんで対岸にはピンクテープが点々とついており、こちらも気になる。
標高340mまで上がり、谷が平坦の様相に変化。対岸側に進路変更することになり、浅い谷を2つ横断。
谷を抜け、西の尾根に取り付き、ラッセルの登り。傾斜は除々に上昇。
特に標高410m〜520mの壁は強烈。ストックの握りを雪面上について体を支える程。
後から判明したのは、このルートが不人気なこと。その原因はこの斜面で間違いなし。
上がって、緩い傾斜の尾根は適度に細く、枯枝を透かしての展望が良好。一転極楽気分。
そうそう楽も出来ず、傾斜が出てきて、きつくなったり緩くなったりで、頂上まで汗をたっぷり。
最後、頂上平坦部の先に小さな盛り上がりが頂上。
驚いたのは、無人なのに多人数の踏み跡で固まっていること。
大掛かりな登山会が去った後かと思ったが、そうではない。
遅れてきた単独登山者から話を聞くと、平和の滝方面から来た数グループのもの。
今では、阿部山は冬の人気コースに。ただし霊園からは敬遠なのでしょう。
出発8:30 林道から林間9:10 山頂11:55 下山12:20 林間から林道13:00 帰着13:25
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阿部山頂上より枯枝を透かして西野の街から石狩湾
阿部山頂上より枯枝を透かして百松沢山と烏帽子岳
阿部山頂上より枯枝を透かして西野の送電線鉄塔群
阿部山頂上より枯枝を透かして961m峰と手稲山西峰と手稲山
山頂上直下の肩より枯枝を透かして西野の街から石狩湾(旧聖ルカ病院が見える)
札幌山歩(さっぽろさんぽ)
ゆったり山歩で自然と仲間