這松山の記録    120226

本日当初予定のニセコの山はあいにくの吹雪。
止むなく赤井川まで戻って、キロロ989.5m峰三角点「這松山」へ。

キロロスキー場の左端を奥へ、林道から川原に下りて、余市川を渡り左岸へ。 先行社の踏み跡が付き、スノーブリッジもしっかりしたもの。
渡ってすぐに、地図では水線がついている西へ上る支流の谷へ入る。
谷の入口付近は、スノーモービルのゲレンデなのか、騒音と排気ガスがうっとうしい。

谷のルートは、斜面の林間に上がったり、底に下がったり。
一部、樹木のない裸斜面の場面もあり、積雪状況によっては反対側に登る工夫も必要。
汗をかき、いいだけ疲れたころ源頭のような広がりの空間。
ここが終盤と思えばそうではなく、この先にも枝沢がありさらに谷の中へ。
抜けたところで、ゲレンデ斜面が集まる開けた空間に出る。
このあたりから、スキーヤー、ボーダーは好みの斜面に向かって散るところ。
登りではスキーヤー2人しか見当たらなかったが、下りでは20人近く。
シュプールも多数で、人気のパウダーエリアらしい。

我々は右手の沢形の斜面を登る。ダケカンバの大木が散在し、高山の雰囲気。
最後、僅かだが斜度がきつくクラスト面が出て、ちょっと怖い場面あり。
それでも、スキーアイゼンなしでなんとか通過。頂上台地へ。
頂上台地は広く背が低く細いダケカンバが散在しているだけ。 あいにくの強風でクラスト面に粉雪が舞い上がり視界は不良。

本日の滑走のメイン斜面は頂上直下だが、急斜面でクラストが所々に散在。腰が引けて斜滑降。
ところにより吹き溜まりの粉雪が大粒で、突っ込むなりつまづいて転倒。
フワフワのパウダーにめぐり合う幸運は簡単には得られない、と実感。
だからこそ面白みもある。また次回の楽しみにとっておきます。

センターハウス前出発11:50 這松山山頂13:35 滑走開始13:50 駐車場帰着14:15
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