△大丹別(オコタン山)の記録    120219
支笏湖側からは恵庭岳の裏にある小さな湖「オコタンペ湖」。
その北にある三角点△大丹別の山は、オコタン山、オコタンペ山などと言われている。
漁川に沿う林道を歩き、北尾根を伝って登りました。

林道は漁岳への登山ルート。そちらへの登山者が多いためしっかりした踏み跡がついている。
この道をたどって、歩くのは楽。山頂から直接北へ伸びる尾根の端にたどりつくまで。
たどりついて、オコタン山へ向う踏み跡あり。
せいぜい1パーティ分のため踏み固まっているわけではないが、有ると無いでは大違い。
林間急斜面をジグザグ登りで標高680mまで。尾根上に到着。
この急斜面ですっかり疲れたが、まだまだ序の口、これから延々の尾根歩きが始まる。

尾根の右、西斜面は灌木混じりの樹木が茂りうるさい。
中央に雪庇が発達し、空間が開けて展望良好。
雪庇は固って安定。その下東斜面には木立があり、簡単に崩れる様子はなく、踏み跡もその上を利用。
登っている時の傾斜は全般的には厳しくない。ただ雪庇が波を打っており、その波頭の乗り越しはきつい。
標高が上がるにつれ、恵庭岳、イチャンコッペ、紋別岳、札幌市街地などが見えてくる。
気分のいい尾根歩きが続き、これはいいコースと実感。
やがて行く手正面には目指す山頂が現れ。その直下に白い壁が見える。これは雪崩斜面。
そばに近づくと判るが、全層が滑り、裂け目が1m開いている場所もある。
この雪崩斜面の雪庇の上を歩くのは危険そうなので、避けて右手の林間が無難。
登りきって、頂上はやや広くダケカンバがまばら、北から東方向180度は遮るもののない大展望。
場所を選べば南から西のオコタンペ湖、小漁岳、漁岳も十分に展望を楽しめる。
素晴らしい景色にデジカメのシャッターを押しまくったが、何と、帰宅後、何も映っていない。
熊見山での故障した後、再調整。すっかり直ったものと思い込んだのが裏目。
その日のうちにネットショッピングで新しいカメラを注文いたしました。

林道入口出発8:30 尾根取付9:05 頂上11:10 下山11:25 林道12:30 国道12:50
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