イルムケップ山 の記録(エルムダムより)    121007


イルムケップ山登山口までの林道走行に自信が持てず、エルムダム側から登りました。

赤間沢川に沿う舗装道路を奥へ、ダムの600m手前三叉路にゲート。
ゲート前は3台駐車の先客で場所なし。左分岐道を上がると途中に駐車スペースがありそちらへ駐車。
舗装道路を歩き、ダムサイト。ダムの上の道を渡って対岸へ。
対岸の道は本来砂利道。その表面がすっかり苔に覆われている。その色が鮮やか。
道端にエゾノコンギクとヤマハハコ。色変わりの変種?ピンクのノコンギクも鮮やか。

その道を使い、赤間沢川と右ペンケキプシュナイ川に挟まれた尾根の上を走る林道に出る。
この林道、路面良好。雨裂なく轍は穏やか、草の繁茂もなし。薮を覚悟が嬉しい誤算。
約500m進んでガイドブックに紹介の車走行の林道と交差。
この十字路に「登山口まで2.3km」の案内標識あり、人工林の尾根道を直進。
道脇に小型のブルトーザーが駐車、路面はブルで均されたばかり、快適。
だが、ここから雨が降り出す。天気予報は曇りから晴れ、初めポツポツで油断。一時的対処。

登山口到着。古タイヤが木に括り付けられ目立つ。このあたりから本格的な雨。雨具装着。
右方向に旧道登山口の案内標識もあるが、ここは直進新道コースへ。
新道コースも林道。落葉が多く、通行量少ない普通の林道。
途中、雨足が土砂降りに変化し2名リタイア。
頂上最接近地点で藪漕ぎルート確認。手強そう。雨の中ではなおさら無理。
下りにかかって、路面悪化、酷いワダチが所々。辛抱の歩き。

音江山・沖里河山との稜線に到着で林道終点広場の状態。
稜線上の道は林道跡といった感じ。両側の笹が伸び出て、視界が覆われている。
頂上600mの標識があり、意を決して笹を掻き分け踏み込む。
意外に足元は地面が露出。ワダチもくっきり。この深さはジープ。
合羽はびしょ濡れだが、笹の葉の位置が高くズボンは普通濡れで、靴の中は湿り気程度で突破。
頂上に出て驚いた、先客9名。「イルム山の会」のメンバー。
さらに驚いたのは旧道がすっかり笹刈りされている。
これは、リーダーらしき方が実施したらしい。その方にはナポレオンを一口御馳走になる。

二重の感謝で下りは旧道の方へ。尾根上をたどる急傾斜直登の道。途中にはロープ場。
こちらの方が面白味のある登山道で楽しめそう。
ただし、その後の等高線的なトラバースの林道には少々うんざり。
周回縦走するなら心理的には旧道から新道が、体力的にはその反対が良いようです。

出発9:25 ダムサイト9:45 尾根の林道10:00 登山口10:35 林道終点11:20 山頂11:40 下山11:55 林道12:15 登山口12:35 帰着13:45
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エルムダムよりイルムケップ山


ピンクのエゾノコンギク


エゾノコンギ

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