篠津兵村フットパス の記録    120610


江別市の域内でも石狩川を挟んで北岸、明治期に屯田兵が入植した旧篠津村。
そこにある、「篠津兵村フットパス」を偵察しました。

出発地点は国道275号線から少し脇道に入った町村牧場。
国道からは野菜直売所と河畔林の看板が目印。
駐車場には時間前ながら、整理のガードマンと時間待ちのお客さんの車。
牧場の奥へ伸びる道を歩いて突き当たりが篠津川の堤防の上の砂利道。
ここでコースが左右に分かれる。

コースは堤防上の道路・農道・脇道の組み合わせで出来ている。
今回は12kmコースの主だった場所を偵察。
まずは「しのつ河畔林」国道275号線新石狩大橋のすぐ北、野菜直売所の向い。
朝のオープン前で入口は閉鎖。道路脇に駐車して園内を堤防へ向かう。
園内は一部自然林だが園芸用育成場跡の雰囲気。
下草を刈っているようで、一面にタンポポ・スギナの部分が目に付く。
堤防に出て、草刈直後。法面はすっきりだが、オオウバユリが延々と刈り倒され。
篠津川は茶色の狭い水面で木々の隙間から覘き見える。

次に中津湖、ここでは西側水面に道路が接し、釣り客で大賑わい。
不法投棄の沼を住民参加の環境整備で自然豊かな水辺空間にしたとの掲示板。
国土地理院に働きかけ、地図にその名が記載された。
このコースの主役、篠津川は一旦、対雁河跡湖となりその先で篠津運河と合流する。
合流地点で見ると地図の表現とは逆に運河の方が圧倒的に本流の印象。
水門も運河のほうが大きく迫力の規模の構造物。
篠津川側の対雁河跡湖は細長い沼で穏やかな感じ。ただし湖畔に近づくのは難しい。

石狩川堤防上の道は整備が行き届いた砂利道。乾燥した日に車が来るとホコリに悩まされそう。
河川敷地に降りて平行する道も付いている。どちらにしても、休日なら通行量は稀でしょう。
河川敷地で新石狩大橋の下をくぐり、左2本目を上がると篠津太養蚕室跡へ出る。
古木と記念石碑があり、この地に屯田兵村があったことを偲ばせる。
ここから町村牧場までは畑と堤防の道で1km。車の直線は500m。
このコースなら、雨の日でも長靴ウォーキングを楽しめるとの感想を持ちました。

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