南岳・山鳥峰の記録    120408


余市岳から南へ伸びる尾根上にある緩やかなピーク。
豊羽へ向う道路から白井川に架かる橋を渡って登りました。

豊羽へ向う道路は道路工事のため車両通行止。ゲートは天狗橋の脇。
ガードマンの了解を得て、道路歩きを約1km。昨日来の降雪のため、路面は薄い圧雪。
木製カンジキには爪が無いので装着のまま歩く。結氷して滑り転倒しそうな場所もあり。
湯の沢川の林道入口に工事現場詰め所が設置され重機4台が駐車。通過してすぐ右手に橋がある。
橋には先行者の足跡、渡っていきなり尾根に取り付いている。
結果論としてはこの踏み跡を歩けば良かった。そうせずに、右手の林道を歩きを選択。

ラッセルは昨日来の積雪のため足首程度。粉雪なので軽く抵抗はなし。
粉雪に下はモナカ雪で、くるぶし程度だが沈み込む。こちらの方が足には負担。
林道が二股の場所に出てここは右手へ。遠回りながら、林道歩きで高度を稼ぐ。
標高640mの林道が大きく右へ振れるところで、ショートカットのため尾根に取り付き。林道終点を目指す。
さほどの急斜面もなく順調な登りで高度を稼ぎ、目前に壁が登場。
これが林道終点の先に続く尾根の南斜面。ここで右に方向転換すれば林道終点に出れた。
そうはせず、壁に取り付きジグを切りつつ高度を稼いで登り、出たところは林道終点のさらに登った尾根の上。

ここから先はひたすら尾根上をトレースするルート。
標高差50mくらい傾斜がきついが、通過すると後は緩やかな雪上山歩を楽しむことに。
三角点「山鳥峰」への登り手前で、先行者の踏み跡に合流。
ラッセル跡を使うことができ、行動はさらに楽になる。

三角点「山鳥峰」から先は樹木のない広々とした空間が連続で、樹木は疎ら。
北側、余市岳・白井岳・定天から烏帽子・神威の展望を楽しみつつ歩くことが出来る。
南岳手前500mで先行の方と出会う。HP「くじらの山旅」を作成とのこと。
なお、下りはこの方のルートを使わせてもらい、さらに時間短縮。
ただし、標高600m前後に急斜面があり、スノーシューで下るのは恐怖。ここを登るのもきつそう。

南岳山頂は平坦な丘の上といった感じで、細い木に小さな頂上標識が取り付けられている。
ここで、タイミング悪く、スノーモービルの一団が目前を通過。騒音と排ガス臭。
奥へ進んで、1134m峰と1261m峰のコルを東から西に抜け、白井川源頭部へ向かっている。
頂上部の木立は疎らだが余市岳の展望が邪魔されており、木立の切れ目まで100mほど前進。
ここまで近寄って見上げる余市岳は、目前に大きくそそり立ち、圧巻の姿でした。

出発8:20 橋8:50 山鳥峰10:35 南岳11:45 下山12:05 山鳥峰12:50 橋13:45 帰着14:10
   南岳・山鳥峰の雪景色風景写真
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