下白壁(1020m峰)の記録    120205
(下白壁:HP限定ニックネーム:壁状崖の白井岳北東尾根に上下2つのピーク:下の1020m峰)


本日は三角点「胡桃沢」の予定。豊羽鉱山方向へ車を走行。
ところが天狗の小屋のところにゲートと見張小屋。
ガードマンが立ち、崖崩れ復旧作業のため、歩いての立ち入りも禁止。
それでは急遽、下白壁へ行き先変更となりました。

国際スキー場の駐車場は大変混雑、スキー人気は復活の様子。
スキー場の麓の片隅を歩いて、朝里岳沢川にかかる丈夫なスノーブリッジを渡る。
しばらくはスキーで踏み固まった跡を歩いて朝里岳沢川右岸を遡り。
踏み固めはコース外滑走のスキーヤーたち。
彼らが左岸の斜面を下ってきて、右岸へ渡る地点で、朝里岳沢川を離れ、林間斜面に取り付き。

始めはラッセルが深く、膝が埋まりそう。疲労防止のため一歩一歩ゆっくり前進。
そのうち雪がかためとなり、若干歩き易くなる。平地的で、傾斜もしばらくは緩めで継続。
そうなると歩く早さも普通並に上がり、順調。
だが、除々に傾斜はきつくなる。地形も尾根地形に。
高度が上がったせいか、風が強まり、手足が冷たい。
一方、風に叩かれ雪はさらに固く、ラッセルは足首程度でそちらは楽に。

右には深い谷で、その向うには、降雪に煙って 「上白壁」の雄姿が見える。
いよいよ尾根が狭く傾斜がきつくなり、本日の頑張りどころにさしかかる。
尾根上に生える木が行く手を邪魔する場面、下りには尻滑り適するほどの急斜面など。
これを登りきると、山頂は断崖の上で危険地帯。安易に足を運ぶと墜落の危険。
一方降雪のため見通しはきかず景色も楽しめない。
これではと、早々に下山しました。

出発9:00 斜面取付9:35 山頂11:15 斜面から谷11:55 帰着12:15
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