札幌西高所有林「西高山」・三角点「幌見峠」の記録    120108


札幌西高校の学校林でその始まりは明治中期の札幌二中時代から。
エゾ松、トド松、カラ松を植林し売却した利益を教材費などに充てていた。
第二次大戦末期には軍部の命令で松の根を乾留して「松根油」を製油し飛行機のエンジンオイルに代用。
その作業に小学校高等科生徒まで泊り込みで動員されていたとのこと。
以上はHさんからの情報です。

登り初めは急斜面 (財)札幌西高会の立てた山頂標識

登り口は盤渓小学校の片隅で、案内板が立っている。
夏には遊歩道が網目のようについているらしい。
まずは急斜面。尾根の上に出るまで一汗。
尾根上に登りきって、後は傾斜が緩く楽が出来る。
積雪も風に飛ばされて固くなり沈みこみは足首程度に軽減。
歩いた先に案内標識で「西高山」と「森学舎」の分岐。その先で一旦下り。
登り返したピークに(財)札幌西高会の立てた山頂標識がありました。

西高山より盤渓スキー場(三菱山)の後に砥石山
インテリジェント基準点ICタグの付いた三角点標石

次は四等三角点「幌見峠」へ。
西方向への下ってコルから途中のピークをトラバース。
谷地形の平坦な場所に出て、札幌西高会の標識。樹種名が書かれている。
登り返しはさほどの斜度もなく、登りは順調。
ピークに着いて、Iさんがスコップを取り出し、標識の掘り出し。
見事掘り当てて、標石は新しく、黄色のマーク「Ucode」。
国土地理院が整備している、インテリジェント基準点のICタグのようです。

出発8:20 西高山9:05 三角点「幌見峠」9:25 帰着10:20
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札幌西高所有林の案内板

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