ウコタキヌプリ の記録    120715


足寄町、白糠町の境界にある一等三角点の山。登山口は本別町。
登山的には有名ではないが、地図的には大きな縮尺でも良く使われ、目に触れる機会が多い。

足寄側、稲牛川の林道に入り込み、鹿除けゲート通過後1.5kmで通行止めのテープ。引き返し。
本別側に回り込み、こちらも林道入口は路面崩壊で立入禁止。行けるところまでと、車で走行。
霊仙峡を過ぎ3kmのところで川の水が路面を崩壊。ここから林道を歩くことに。
歩き出して気がついたのは花の終わったクリンソウ。道路脇に延々と続いている。
開花時期に来られたらさぞや見事なフラワーロードと想像。
路面崩壊寸前が数箇所、まだ新しく、12日の雨のせいなのか。

雨後滝林道入口に到着。この林道の路面はダートで、乗用FF車は埋まる危険あり。
林道終点の広場の片隅に登山ポストあり。登山者名簿を見ると空白。
広場の先は沢の横の道らしいが草が茂り、沢水に流され不明瞭。
でも水量は少なく、長靴なら中央を歩いて、ジャブジャブと音も立たない。
登山靴のため、流れは避けたが、好きなところを自由に歩ける楽しさ。
600m歩いて、沢道の終点・尾根道の入口。木立にピンクテープが派手に掛けられている手前。

尾根道に出ると踏み跡は明瞭、ピンクテープ多数。木製案内標識は赤く塗られ、目立つ。
木陰トラバースの道をどんどん上がって行く。草が被るところもあるが背が低く踏みつけるだけ。
植林の山らしく、ブル道跡が縦横だが、迷わぬよう標識など心配りがされ、本別の方々に感謝。
標高580mから上では背の低い笹が道を覆う。腰程度で歩行に支障はないが、葉の露がズボンを濡らす。
同行の方はきちんとカッパズボンを穿いたのに、面倒と横着を決め込み、結果、靴の中が濡れる羽目に。
一等三角点周辺はちょっとした広場、立派な山頂標識が立ち、霧で見晴らしはないものの、達成感は充分でした。

出発12:10 雨後滝林道12:50 登山口13:00 沢から尾根道13:15 山頂14:30 尾根道から沢15:20 登山口15:40 帰着16:30
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