シクラメンのワサビ茎
10年以上も前からミニシクラメンを1株育てていますが、ここ2、3年、ワサビ茎が目立つようになりました。
インターネットで調べてみると、園芸の専門家でも、シクラメンにワサビ茎が出ることを、知らない方がいるようです。
本州では夏越が難しいこと、球根が濡れると腐りやすいことなどが原因で、ワサビ茎が出る前に枯れるため、事例が少ないのか?。
今年の夏は、水遣りを止めて、夏期の休眠をさせたところ、今迄葉柄の下に隠れていた、見事なワサビ茎が出現。
夏、猛暑の厳しさが無い、札幌であればこそ、ワサビ茎が出るまで育ったのでしょうか。
水遣り再開(8月下旬)
8月下旬に、休眠を終了しようと、水遣りを始めたところ、ワサビ茎の先端から葉芽が出できました。
気をつけて観察してはいなかったが、まず短いワサビ茎4本のうち2本から芽出しが始まり。
続いて長いワサビ茎3本、殿りは短いワサビ茎4本のうち2本の模様です。
葉が緑に(9月上旬)
最初に出てきた2枚の葉はしっかりとした緑色になり、その後も、あらこちらと、盛んに葉芽が出てきています。
葉が成長(10月上旬)
葉がしっかりとした形になり鉢植えらしくなって来ました。ワサビ茎からの葉芽は、まだまだ出てきています。
花が咲き出す(2月初旬)
葉がそろってから長い期間が経ち、ようやく花が出て来ました。
花が満開(2月中旬)
水遣りを再開してから半年、ようやく満開状態になりました。
花が終了(5月中旬)
約3ヶ月間もの長い期間に亘り、花を楽しませてもらいましたが。