朝里石切山(△鹿踊場)・集いの森 の記録    111030


デイケア朝里温泉の裏に林道の入口。
大きな看板には「集いの森」の文字。
林道に入ってすぐおしゃれな山小屋「どろ亀塾」
木製プレートには協力指導に道庁・小樽市・高橋延清・倉本聡・CWニコル。
でも、その奥の林道両脇は建設会社の重機・資材・廃材置き場。
一転して、自然愛護の気持ちをぶち壊す惨たんたる状況。平日の通過は危険。

どろ亀塾 林道両側が建設会社敷地

林道は通行量が少ない様子。
落ち葉に隠れているが、路面の草、雨裂の存在を確認。
自然林の中、笹の背が低く、紅葉の終盤を楽しめる静かな山行。
40分ほど歩いて、遊歩道の分岐、朝里川温泉から来ている。
続いて林道の十字路。朝里ダム・エゾ松沢川・石切山の各方向。
朝里ダム方向は藪化が進展している。が、覚悟を決めれば歩けそう。
エゾ松沢川方向は背の高い笹が被って、真ん中に鹿の踏み跡が黒々と一筋。
ぬかるみがひどくて、歩くには余程の精神力が無ければ無理。
ということで、橋を渡り、石切山方向へ歩き出し。

廃車のバス 朝里石切山 鹿道

路面の草丈は低く歩きは順調。
途中に開けた場所があり、その草原に廃車のバスが一両。
「集いの森」を管理するボランティアグループが野鳥観察用に置いたらしい。
CWニコルが見たら嘆くのではないのかと感想を持ったが、多分、余計なお世話。
石切山の麓に着いて、採石跡の壁は見事に断崖。表面に崩壊防止の工事。
正面から直登はとても無理。幸い、左手に張り出し部があり、そちらなら何とかなりそう。
行ってみると、鹿道が付いており、それを頼りに登ることに。
野生動物のルートファインディング能力に感心しつつ、大汗をかき四苦八苦。
登り途中の見晴らしは、遮るものがなく良好。何とか掘削跡の上端へ。

採石跡の断崖の先に小樽市街 左手張り出しの上部を振返る 断崖上端の道が途切れ林中へ

断崖上端の裏は採石の掘削から残された山頂部、潅木の密集した自然林。
笹が無く、潅木が葉を落とし、見通しが効く状態。
潅木の薄いルートを選び、押し分けつつ、三角点到達。
地面をのたうつように幹が分かれた古木の裏に、白い標識木柱と三角点標石あり。

山頂部自然林 のたうつ古木 三角点鹿踊場

帰路は朝里温泉への遊歩道へ。
森に入り込み200mは道が判りにくい。その後は異様なほどにピンクテープ。
やがてブル道跡に接続。あとは判りやすい道。
15分ほどで「カムイチカッポの森」標識のある広場。
今迄歩いてきた道には「立入禁止」の立て札。
広場から下ると分岐。右へ歩いて「ほたるん公園朝里」の遊歩道にぶつかる。
遊歩道にはトラロープが張ってあり「カムイチカッポの森」方面は侵入禁止のつもりらしい。
「ほたるん公園朝里」の入口はクラッセホテル駐車場の北端。

カムイチカッポの森 ほたるん公園朝里 オタルナイ湖展望台手前に石切山林道入口

朝里温泉からは「気軽に山歩」の気持ちが入口で萎えそう。
それなら、朝里ダムの横、オタルナイ湖展望台手前の林道(石切山林道?)を藪を掻き分けつつ歩いたほうが良さそうです。

集いの森入口出発9:40 林道分岐10:30 断崖下10:45 山頂11:30 遊歩道へ12:20 ほたるん公園12;45 帰着12:55
   朝里石切山(△鹿踊場)・集いの森の展望風景写真
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