黒松内チョポシナイ・フットパス の記録    111106


黒松内町中心部は国道5号線から離れており、黒松内の道の駅はJR熱郛駅(ねっぷ)の近くにある。
ここの2箇所を結ぶ、コース長10km、標高最高点190mのフットパス。
片道を歩き、帰路はJR(黒松内駅→熱郛駅)を利用しました。

道の駅 ライスセンター手前が入口 ライスセンター脇の小径

道の駅の名はトワ・ヴェール・ドゥー。
中に入って無料パンフレットの棚にフットパスの案内を捜すが見当たらない。
ふと、商品陳列棚の脇を見ると、コース地図の見本があり「1枚百円」。
他の3コースと併せ、4枚一組になると3百円。
記念になると思い、尋ねるとチョポシナイだけ品切れ。もうシーズンオフ?。
インターネットから印刷した地図を片手に出発。
道路を横断し左手にあるライスセンター脇の小径が入口。

河川看板

歩き始めのところが判り難い。多分コース設定の方々も苦労したのでは。
小川の脇や畑の端を選っており、敷地の裏を歩くようで、幾分、抵抗感。
尤も、そこがまた、フットパスらしさの味わいでも。
要所に案内標識の柱が立っており、慎重にコース取りをすれば、大丈夫。
1ヶ所軽く間違ったが、問題なく、国道5号線を横断する地点に出る。
国道は熱郛橋を対岸に渡っており、脇に河川看板。フットパスの道案内が付いている。
ここからしばらくは、熱郛川北岸に沿う農道歩き。枯れたイタドリを透して熱郛川の流れが見える。

枯れたイタドリと熱郛川 柳の木が多い河床の道

1時間近く歩いて、道に車両通過跡が無くなり、路面全体に草が生い茂る状態になる。
さらに奥、農道跡の中央に歩行者用の簡単な鉄製の橋。このあたりは、笹刈りで道を開いた様子。
道は川の蛇行に沿い、JR線路に接近。丁度タイミング良く列車が通過。
あせって、デジカメのシャッターを押すチャンスを逃してしまう。
このあたり、道は川のすぐ脇、湿気が多いせいか柳の木が繁茂。季節外れながらヤナギタケもちらほら。

東山の上に無線鉄塔 携帯電話アンテナの鉄柱

再度、道路に出て今度は橋(岡本橋)を渡り、農道を歩いて、東山へ登る林道へ。
目指す山の中央にマイクロウェーブの鉄塔が建っている。
林道に入り、斜度は緩く歩き易い道。ということは、高度を稼ぐ効率は悪い。ゆったり登山向き。
両脇は笹、イタドリ、ススキなど。北方向が平野なので、開けているのだが、自動車音は僅かで静かな山中。
緩いとはいえ登り坂、登山の運動量。いい汗を掻いて、山頂部の鉄塔に到着。
立派なマイクロウェーブの鉄塔の横に携帯電話アンテナの柱。人工の枝が付いている。
目的が何なのか見当が付かないが、まずは違和感、少々不気味。又はグロテスク。

黒松内の街の展望台 ワンマンディーゼルカー ミツバチの巣箱

鉄塔の先は老朽化した舗装道路。下ってすぐ、展望良好な休憩場所。黒松内中心部が一望。
本来ここでゆっくり休むべきだが、JRの時間が迫っている。乗り遅れると次は2時間後。
急ぎ足で通過、あとは気が急き、早足の下り。おかげで、定刻15分前に黒松内駅到着。
駅は無人。切符の販売機もなく、料金支払いはバスと同じワンマンシステム。
乗客は十数人。予想よりはずっと多い。熱郛駅までは1区間210円。
JR駅から道の駅までは、静かな家並みの中10分くらいゆったり気分の歩き。
道の駅に戻って、駐車場にはミツバチの巣箱が満載の大型トラック。
よく見ると箱の周囲には巣箱に帰り損なったのかミツバチがちらほら飛んでいる。
これからの長旅、とにかく巣箱にへばり付き、南国で自分の巣と仕事に戻れるよう、応援の気持ちでした。

道の駅に案内図 標識柱 手作りの案内 ワンマンディーゼルカー


駐車場出発9:50 岡本橋11:00 東山山頂11:45 黒松内駅12:20 駅発車12:33 駐車場帰着12:55
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カラマツの紅葉


黒松内の街と黒松内岳

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