モイチャンの滝・バケノ沢の記録    110612


えにわ湖の近く、茂一安林道に入り、モイチャンの滝を遠望、一旦支笏台地に上がって、奥へ。
バケノ沢源頭部まで林道を歩きました。

入り口は千歳林道、いくらも歩かないで茂一安林道への分岐。
林道は断崖斜面を削り支笏台地へ上がっていく。
削った跡は岩盤むき出しでオーバーハングのところまである。難工事を窺わせる痕跡。
林道の途中にモイチャンの滝を遠望できる場所あり。
木の枝を透かして見える滝面は滑らかに磨かれた岩盤。

一旦戻り、樽前台地への分岐の作業道「茂一安1号線」の坂を登る。
台地の上はすっかり林業開発されている様相。木材消費地が近いためか。
人工林の中ではあるが、まだ、朝の静けさ。鳥のさえずりがあちらこちらから聞こえる。
判るのはウグイスくらい。アカゲラ、アオバト、ハシブトガラらしい声の他は見当もつかない。
下草の植生では、歩きの前半がシダ、後半はチシマザサが目立つ。

林道は一旦モイチャン川の源頭部近くで茂一安林道と再開し、その後に直角に方向を北へ変えバケノ沢の谷へ向かう。
台地を横切る林道の両側は人工林と背の高いチシマザサ。
バケノ沢への下りにかかると自然林ぽくなって、下草も背が低く。
断崖斜面を切り取った林道を下って、バケノ沢源頭部。
沢の水量は周囲の草に隠れるほどに細い。
沢では分岐のブル道跡があり偵察。
これは斜面を登って沢からは外れる方向。それより何と、道脇には自動車の残骸。台車がむき出し。
雨模様のこともあり、早々に引き揚げました。

出発7:25 モイチャンの滝を遠望8:40 バケノ沢源頭部10:10 帰着13:30
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