浦臼山・樺戸山・隈根尻山 の記録    110626


浦臼町の浦臼山登山口から樺戸山を経由、隈根尻山を目指して延々の尾根歩き。
隈根尻山頂上直下、僅かの距離を残して、笹藪に阻まれ、撤退いたしました。

登山口までの砂利道は整備良好。砂防ダム前の駐車場まで順調。
駐車場からゲートは見えないが、距離は短い。無理して車を進入させる必要なし。
浦臼山頂上を通過する林道の路肩崩壊により、立入禁止の標識。
崩壊場所は、盛土の部分を、沢水が崩したもの。
登山者にしてみれば、危険は感じられず。徒歩なら問題無し。
順調に歩いて、反射板前広場。その先から、林道の傾斜が急になる。
大汗の場面。車なら四駆でも厳しそうな斜度。
登りきると浦臼山の頂上はすぐ。木陰の休憩広場。

頂上の先も林道は継続。木立に囲まれ、林間遊歩道の雰囲気。
目立つのはタニウツギ、この高さまで継続している。
途中、南面で木立が途切れ、笹原急斜面の場所に、ハングライダー飛び立ち台の跡。
使われなくなって、年月を重ね、朽ちかけている。
さらに進んで、アカゲラの巣が2箇所。子育て真っ最中に侵入した登山者に、両親が警戒信号。
ダケカンバ大木の巣穴からはヒナの鳴き声。周囲を飛び回る親鳥の必死の声が重なる。
申し訳ないけれど、正直、心暖まるひととき。

木立が途切れ、展望が開けて、林道終点。
その先は、大展望の中、稜線をアップダウンの登山道。
前半のアップダウンは厳しく、後半は緩やか。
登山道は概ね歩きやすく、片側が崩落している場所があるが、注意して通過。
行き着く先が樺戸山。地図に名前は無く、890mの標高点が表示されているだけ。
だが行ってみると広場があり、樺戸山と彫られた標石が設置されている。
ロングコースで時間はかかったが、ここまで順調。

クマネシリへは一旦、笹原の中の急斜面を90m下って、170mを登り返す。
ここが全く手入れされておらず、笹が被り放題。笹薮漕ぎのコース。
下りは北斜面のため、笹の繁茂が比較的薄く、足元の道はしっかり判る。
コル部分は笹の背が高く、ある程度見通せる。
クマネシリへの登りにかかってからが、厳しい状態。
笹がはびこり、道跡の確認が困難。激しい笹の抵抗に体力を消耗。
標高920mまで登り、僅か50mを残して撤退いたしました。

出発8:25 反射板9:00 浦臼山9:35 844m峰10:30 樺戸山11:00 隈根尻山頂上直下12:05 樺戸山13:10 浦臼山14:45 帰着15:45
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浦臼山頂上付近より樺戸山と隈根尻山
浦臼山頂上付近より樺戸山と隈根尻山

樺戸山頂上手前より樺戸山頂と隈根尻山

浦臼山裾野(石狩平野)
浦臼山裾野(石狩平野)

白樺と青空
 白樺と青空

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