富良野岳の記録    110807


凌雲閣前の登山口から最も一般的なコースを往復しました。

駐車場は満杯、溢れた車は路上駐車。登山客が次々と出発。
天気は良好。まずは、林道のように幅の広い遊歩道。
観光客を安政火口へ誘導する意図があるやに思えるが、石がゴロゴロでは不適。
安政火口の壁は土がむき出し、地層の縞模様が見事。
火口から流出する水はチョロチョロで渡渉はひとまたぎ。

斜面に上がって、小尾根をひとつ越え、涸れ沢状の直登路。上ホロ分岐の道。
分岐の先もう一つ小尾根を越えて、三峰山沢の谷への下り。まだ雪渓が残っている。
三峰山北西斜面をトラバースする長い道に入って、始まりは小沢をいくつか越えるアップダウン。
やがて、展望に開けた、トラバース路。時折岩を越えるが、比較的歩き易い。
延々歩いて崖下を通過。ここから方向変更して稜線へ上がる。

稜線上へ上がって、台地上の広場。三峰山分岐。見晴らしが良く、お休み処。
この先はザクザク斜面に作られた階段の登り。道の脇にはコマクサの花。
南斜面トラバースの道に入って、お花畑の中。春の花が終盤で夏の花が元気。
ハクサンボウフウの白が斜面を染めるが、クマの痕跡はない。
一旦コルに出て、風景も花も良し。

ここから最後の登り。周囲には充実のお花畑で、斜度の厳しさが気にならない。
エゾルリソウ・フタマタタンポポが嬉しい。
登り切って、頂上の広場に残っていたのは単独者一人だけ。
景色は北西斜面から雲が湧きあいにくの展望。
原始が原、下ホロカメトク、境山などが確認できただけでした。

出発9:45 安政火口渡渉10:15 上ホロ分岐10:45 三峰山分岐12:00 (昼休) 山頂12:45 下山13:20 三峰山分岐13:45 上ホロ分岐14:45 安政火口渡渉15:10 帰着15:35
   展望と花の風景写真
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