東丸山の記録    110619


ニペソツとウペペサンケの間にあり、かつては登山道があった山。
Oさんに案内いただき、登ることができました。

幌加川の林道を遡り、落石のため、車は四の沢手前の分岐まで。
スパイクピン付長靴を履き、しばらくは林道歩き。
幌加川沿いから五の沢左岸沿いに進み、枝沢の当たって南斜面にジグを切って登り。
上がってしばらくは五の沢の谷から離れ、北側の林道跡。
林道は段々荒れてきて崩落箇所多数、樹木も生育。

標高940mで一旦五の沢の谷へ降り、今度は右岸側の林道跡。
奥深く荒れているのだが、道跡の痕跡がしっかり残っている箇所もある。
標高1020mで沢歩きのモード、長靴につき、流れの中には入らず遡上。
小さな滝は数ヶ所あるも通過可能。
怖いのはへつり1ヶ所だが、落差なく、落ちても大ケガはなさそう。

五の沢の沢歩きは短く、目指す山頂から流れ落ちる枝沢の分岐に到着。
水量はなく、歩きやすいが傾斜がきつい。
こちらの滝も小さなものばかりで通過可能。
雪渓が出てくるのは1140m。ここから1600mまで延々の急傾斜雪渓登り。
長靴に8本爪アイゼンを装着。これがうまく固定できなかった。
みなさんは6本爪。金具の構造が横に強い。8本爪は横に弱く、固定がままならない。
右足のアイゼンが途中から外れ、先行の方キックステップ跡を頼りに、片方のみで登高。
アイゼンを長靴に使用する時は横振れ対策が必要です。

雪渓が途切れた先、ハイマツ帯となるが背は低い。
しかも、すぐにハイマツの途切れた斜面に出ることができた。
一休みして、ニペソツと丸山を眺望。眼下には噴泉塔の沼も見える。
ここから頂上まで、ハイマツの背は低く薄め。途切れた場所もあり、それほどの困難もなし。
頂上には広場があり展望は180度。ニペソツに加え、ウペペサンケが大きい。
そこからさらに遠く、十勝連峰からトムラウシの山並は、雪がたっぷり残って雲の後に見え隠れ。
風もなくポカポカ陽気で、ゆったり休憩いたしました。

出発6:35 入渓8:35 直登沢分岐9:05 1250m二股10:05 雪渓上端11:55 山頂12:10 下山12:50 直登沢分岐14:05 帰着16:10
  東丸山の展望 風景写真
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