小樽峠の記録    100523

小樽港に下り立った開拓者が赤井川へ入植するために越えた道。
日露戦争の軍用道路、松倉鉱山への道など歴史のある道。
地図上では小樽側天神浄水場と赤井川側落合ダムを結んでいます。
前回 は小樽側、奥沢浄水場の奥から松倉岩まで。今回は赤井川側から。

落合ダムまでは舗装道路。その先は砂利道。
砂利道にダム湖湖畔親水広場が出現。いかにも公共工事予算投入の施設。
太陽電池が電源のバイオトイレ2個。6月1日使用開始予定の張り紙。
この後は林道の様相、ブルが均した痕跡あり、路面やや良。
除々に路面が悪化してようやく常盤貯水池。ゲートはその先、北岸急斜面に。迂回不能の意図。
ゲート前のスペースはやっと切り返しができる程度。
駐車は無理と貯水池ダムまで戻り路肩駐車。

歩き出して、林道脇には春の花。シラネアオイが目立つ。
その他、本日の花はスミレ、エゾエンゴサク、ニリンソウ、カタクリ、キバナノアマナ、 エゾノリュウキンカ、エンレイソウ各種。
まずは長谷沢川の谷を大きく回る。この谷には地図にない林道あり。
豆腐屋沢川の広い谷に戻って、平坦地河畔林の道。
小樽市への水道トンネルの接合井施設建物のための木製電柱が点々。
その建物は小樽峠へ向かう支流との合流点。ここから、林道分岐を左。小樽峠への登り。

実は、この沢沿いの登り道は標高390mで藪の中に消失。
代りに、地図にない林道となって東へ行き先を変更、豆腐屋沢川本流の谷へ向かっている。
それと知らずに通過、標高460mで林道分岐に当たって、これはおかしい。
標高390mまで下って、沢沿いに登っている道が藪に埋もれていることを確認。
さらに標高350m渡渉点まで下って、藪に埋もれた道が小樽峠への道と確定。

時間がまだ早く再び登り返して、林道を辿ることに。
日が照り気温上昇、大汗をかき、尾根に上がったあたりで後から軽自動車。
本日ゲートの内側で会う3台目。
追い抜かれた先で停車、スコップを使って山菜を掘り出している。
脇を抜いて一旦沢へ下る道。
また追い抜かれて、豆腐屋沢川本流の1本手前の谷を渡るところで本日は終了。
あとはゆっくりと時間を採って帰りました。

出発8:05 林道分岐(水道施設)8:45 旧道藪化地点9:05 標高480m引返し9:25 渡渉点再度登り返し9:55 再度引返し10:45 帰着 13:00

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