小登山の記録    100211

余市町と赤井川村の境界線上の山。山頂は余市側に張り出し。
余市町登町を流れる登川の源流がぐるりと取り囲んでいる。

小登山頂上手前の林道

国道5号線、鶴亀温泉の先、登川手前を左折、フルーツ街道を突っ切って冷水峠への道。
左手に登小学校が出てきたら、その先すぐに登神社。手前を左折。
道は1車線状態になり、奥行1.7km。途中対向車に遭遇し、除雪の雪寄せへバックが1回。
ログハウスの立ち並ぶ「プロバンスの丘」に到着。その先は果樹園の雪原。
路肩に除雪の雪寄せがあり、本日晴天につき邪魔にならないだろうと駐車。

いざ出発というところで、駐車場所の地主さんが通りかかり、許可をお願いする。
ところが、果樹園の持ち主は別人、園内通過禁止で1万円罰金の看板が雪に埋もれており、怒鳴られることもありそう。
夏のうちに許可をもらうとの助言。
まだ、人の気配がなく、大急ぎで果樹園の中の道を通過し、送電線路手前のカラマツ林の中へ。
気が動転、この林間でルートを逸脱し、時間ロス。GPSで軌道修正。
その後も精神状態に後遺症がしばらく持続。コース取りに悪影響。
正解は、果樹園手前を左へ迂回、台地の縁、雑木林の中を伝って行けば、林道に出られる。

天気は良好。ただ、日射が真正面で、サングラスと日焼け対策が重要。
ラッセルは浅く山スキーでは無いも同然。ただ、カンジキの方は足元が軟くて苦労、遅れ気味。
233Pと251Pのコルの林道終点に到着。本来はここから尾根の上を忠実に進むべき。251Pも乗越すべき。
ところが、植林ブル道に騙され、251Pに登らず、西の裾をトラバース。軌道修正後も、尾根には上がらずトラバースを持続。
カラマツ林が切れ、自然林の様相となるころで、やっと尾根の上へ。

トド松が散在するが、自然林に近い林相となり、傾斜も緩く、極楽尾根歩きの場所。落ち着きを回復。
枝を透かして東側の展望。フゴッペ温泉方面、大登山の北尾根、塩谷丸山。
尾根は平坦地のように広がったり、狭くなったりしながら延々と。
このコース、全般的に歩くスキーでも楽しめそう。

405P手前で林道跡が出現。尾根歩きから林道歩きへ。
405Pを通過して、下りにかかると展望が大きく開け、目の前に吊尾根真上の林道跡の白い帯が。
ゆったりと気持ちよく、稜線歩きの雰囲気を満喫。屈指のお薦めの場所。
下界ではややこしい目に遭ったが、登ってきて良かった。を実感。

林道跡は立派な林道の土手にぶつかり終了。土手を登って林道を右へ。
林道両脇はうっそうのトド松人工林。その中に白く広い道。
林道がカーブして尾根を迂回する手前で林間へ、斜面はトド松の下枝に雪が乗り、綿毛の斑点模様。
人工林を抜けると自然林。青空と綿毛のコントラストがこれまた良好。
頂上稜線に上がって、広い林間山歩、最後、少々登って広場に出たところが頂上でした。
展望は広く、北側の木立部分を除き大きく展開。積丹の山々、赤井川方面、小樽方面。
確認できたところで、積丹岳、余別岳、大黒山、元服山、二つ森、三角山、大登山、余市岳でした。


札幌山歩 市内の山歩 道内の山歩 百山歩地図 札幌みちあるき


頂上展望のパノラマ合成写真。元服山、赤井川盆地、大黒山、余市平野。
小登山頂上展望

405Pより大登山
大登山

果樹園の手前を左、台地の縁、木立の中を進むと林道跡。
果樹園手前から小登山へ

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