美唄山(美唄市コース)の記録    100606

美唄市街から美唄ダムへ、途中には炭鉱の跡が点在。
ダムサイト公園を通過。道の両サイドが険しくなってゲート。
ゲート前路肩に駐車して、歩き出し。でも、ゲートを良く見ると鍵が空いている。
再度乗車して林道走行することに。
後で判ったのは、本日登山道整備のための無施錠。一般車乗入れには山岳会がクレーム。

ゲートの先は工事途中で路盤の砂利を敷詰めた道。さらに掘削・盛土の現場通過して林道へ。
美唄川沿いの林道は路面おおむね良好。腹をぶつけずに済む。
下股沢沿いの林道に入って一転、悪路が点在。途中のぬかるみでは勢いをつけ一か八かの突破。
500m進んで悪路の急坂、もう無理。狭い路肩にギリギリ駐車して、歩き出し。
1000ccFFでは下股沢に入り込まないのが賢明。
空は快晴、木々は新緑と春紅葉。林道脇には春の花、オオタチツボスミレ、エゾノリュウキンカ、エンレイソウ、ハクサンチドリ、ノビネチドリ、オクエゾサイシン、タネツケバナ、ノウゴウイチゴ、コキンバイ、オオカメノキ、ムラサキヤシオ。
終点近くには路肩が崩れ土嚢で応急修理の場所。 林道終点に到着して、RV車、軽トラ、ワンボックスなど10台。よく運転してきたもの。

林道の先は荒れた作業道跡、渡渉3か所。車両通過可能な浅さ。防水靴なら問題なし。本日は水漏れ靴で慎重通過。
最後の渡渉の直後に急坂。登り切ると、斜面中腹を等高線的にトラバースして北へ。
藪化はしておらず、最近まで使われていた痕跡。
作業道は植林地跡に出て藪に埋没。ここから山道。自然林と薄い笹藪の急斜面を200m登り。
気温も上がり、日射しも強く、本日一番の汗のかきどころ。

登り切って、地図上806m地点のすぐ北にある840m稜線。「日本庭園」の標識。
丸い小石を多量に含んだ砂岩が露出、コンクリートのよう。
矮性木を載せて自然の造形。
ここから、目指す美唄山の南東稜が展望。笹刈のエンジン音が聞こえてくる。
日本庭園には岩稜の上の怖い旧ルートと、下脇を通る安心の新ルートあり。要注意。
日本庭園から30m下ってコル林道のすぐ脇には大きな残雪。冬期、大量の雪の保護で笹は太い。
南東稜への登りは150m。直登気味、土が露出で滑り易い。下りはもっと大変。一番の難所。
ここで、笹刈りの方々2,30人と交差。私服の自衛隊員。御苦労様です。

南東稜に出て残雪の広場、東に連なる山々が出現。旭岳、トムラウシ、オプタテ、十勝岳連峰、芦別岳、夕張岳。
この山は好天気の日に登って見晴らしを堪能する展望台。
その先、本峰との吊尾根の道は開けて東西の展望と遅咲きのチシマザクラ。
足元を見下ろすとカール底、新緑と残雪が織りなす模様。
最後、本峰への登りは斜度緩くすんなりで一等三角点の山頂。360度の大展望でした。
帰りの温泉は美唄温泉ピパの湯「ゆ〜りん館」600円。
玄関の横では焼き鳥を屋外で焼いていました。

出発9:30 登山口9:55 林道終点10:25 日本庭園10:55 南東稜11:30 美唄山山頂11:45 下山12:10 日本庭園12:50 林道終点13:20 登山口14:05 帰着 14:30
美唄山の花と春紅葉と展望の風景写真
札幌山歩 市内の山歩 道内の山歩 百山歩地図 札幌みちあるき
inserted by FC2 system