出足平峠の記録    091115

余市から積丹半島方面へ向う国道229号線の旧道、余市港と潮見町の間にあった峠。
現在は梅川トンネルがその下を貫いている。
トンネルの積丹側、産廃処分場から林道を歩き、余市側の現国道合流点まで往復しました。

林道は最近整備されたばかり、リサイクル砕石を敷きつめ。送電線まで順調。
天気予報は雨ながら小雨。歩いてる間、小雨と曇が交互で一時晴れ間あり。
送電線のあたりで土手の下に旧道の痕跡とピンクテープを発見。そちらへ。
道は湿地の様相で路盤は埋没。でも、しっかり残存で足元は埋まらない。長靴なので問題なし。
出足平川に架かる橋脚の痕跡は玉石を積み上げ、番線で固定したパターン。それに丸太3本を架け渡し。
対岸の林道に上がって、再度、整備良好の道が出足平峠まで。

峠から先、林道は直進。旧道はスイッチバック。草に覆われ、手入れの悪い分岐道の様相。
北電の点検路に使われている模様で草刈りの痕跡とタイヤの轍はある。
下って、左手斜面の下に余市霊園が間近。薄い藪を漕げば簡単に登ってこれそう。
霊園敷地の拡大に伴ってか、樹木がなく展望良好の場所あり。余市港、塩谷丸山、春香山、余市岳。
その先も北電のおかげで、程良い山歩道がしばらく続く。

送電線路とは梅川支流の谷へ下りるところで離れる。それに伴い、道も荒れてくる。
それでも、倒木を切るなど歩ける程度の手入れはなされ、川を渡る道路も健在。
谷に沿う道は、落石があったり、細く痩せたりで、車両通行不能。ゲートまでしばしそんな状態
ゲートは道路施設らしからぬ簡素なもの。開放されているが、車が入り込んだらバックが大変なので、要注意。
その先は簡易舗装の道路。右に果樹園、左に梅川の支流、1km弱。
道は余市レミコン工場向いで国道に合流。国道を見透すと余市港市街はすぐ。
次回はこちらから入り、ゲートから潮見町まで歩きたく、計画作ります。

果樹園の道で会った方に聞いた話では、若いころにはこの道をバスが走っていた。
帰り道では、別の方々ですが、正月飾りの材料に林床植物を調達。写真の「ツルシキミ」ではありません。


出発9:05 出足平峠9:25 国道10:00 出足平峠11:00 帰着11:35
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余市港

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